学び過ぎると、返って身に付かないことがある。皮肉な話である。
例えば、経営者、映画監督、役者、運動選手などがその類いである。

ビートたけし(本名:北野武)が言うように、たけしに映画づくりを習っている東京芸術大学の学生は、映画づくりで生計を立てていかれるのだろうか。


(以下、引用)
若い王子に統治のための教育を与える努力をしていると聞くが、こうした教育が王子のためになるとは思えない。王子たちにはまず服従することから教えるべきだろう。歴史に名を残した偉大な王たちは、統治のための教育などうけたことはなかったのである。統治という学は、学びすぎると身につかない学であり、命令することよりも服従することで身につくものだ。

※参考文献
Jean-Jacques Rousseau著、中本元訳『社会契約論/ジュネーヴ草稿』光文社(2008年9月)、152~153ページ。