今回は、このブログに質問があったので、Googleストリートビューのアップロードができるソフトウェアについて、書いてみようと思います。
Googleストリートビューへのパノラマ写真のアップロードは、誰もが最初はスマホアプリから始められていると思います。
《Googleストリートビューアプリは、配信が終了し、現在は使用できません。》
しかし、ある程度慣れてくると、枚数の多いストリートビューを扱う機会ができたりすると、途端にスマホアプリでは頼りなくなります。
しかも同じ写真が複数枚アップロードされたり、修正ができなかったりの不具合が何気に放置されていたりして、専用のソフトウェアが欲しくなってきます。
そこでどんなソフトウェアがあるの?
となるのですが、Googleストリートビューの公式ホームページにストリートビュー対応製品として、360度カメラと一緒に紹介されています。
最初カメラが並んでいて、その下にソフトウェアが並んでいるので、結構下までスクロールしていく必要があるので、知らないとわかりにくいかもしれません。
では、Googleが公式ページで、ストリートビュー対応製品として認定いるソフトウェアは、以下の4つです。
1 GARDEN GNOME PANO2VR
まずは、僕も使用しているPano2VRです。
このソフトの最大のメリットは、買い切りソフトであること。
最初に購入費用(299ユーロ)を払えば、追加費用はいらないということです。
デメリットは、解説動画など英語の情報がメインで、日本語でのサポートが少ないということです。
スキンエディッタもあり、自由度は高いですが、できることが多すぎて混乱します。
2 PANOSKIN
次は、PANOSKINです。
GoProFusionやGoProMAXを所有している方なら、カメラから直接データを読み込んで編集できる機能があるようです。
使用料は月額で、無料から10ドルと維持費としては、一番安いソフトだと思います。
無料で始められるので、試してみられるのもいいかもしれません。
3 GOTHRU MODERATOR
次は、GOTHRUです。
公開前にプレビューする機能があり、公開前にクライアントへ公開イメージを見せることができます。
VRゴーグル用のアプリが配布されており、VRゴーグルでパノラマツアーを観ることも可能です。
使用料は月額で、無料から24ドルと維持費は高めですが、それに相応した機能があります。
スマホ用のアプリもあり、最近i-osにも対応したようです。
こちらも無料から始められるので、試すことができます。
https://gothru.co/moderator.html
4 TOURMAKE VIEWMAKE
最後は、TOURMAKEです。
専用のスマホアプリがあり、スマホでも作成できるみたいです。
プラグインの追加がで、機能を増やすことができるみたいです。
使用料が年払いなのと、年額が149ユーロと高めです。
2年契約すると、Pano2VRを買えてしまいます。
一応、無料会員の制度はあるみたいですが、維持費が一番高くつきそうなので、僕の候補リストからは一番最初に消えてました。
以上、Googleが公式に認めているストリートビュー対応ソフトの説明です。
ちなみに1年ちょっと前に、僕がPano2VRを購入した時、Pano2VRはGoogleストリートビュー対応ソフトに入っていませんでした。
Pano2VRを買う時は、趣味で使うにはすごく高額なソフトなので、勇気がいりました。
結局は、買い切りということに惹かれて 購入してしまったわけですが、購入直後は情報が英語ばかりですごく後悔しました。
少しずつ機能も使えるようになりましたし、知らない間にGoogle公式認定ソフトになってたみたいなので、ちょこっと安心しました。
でも、最近異常終了することがあって、ちょっと心配もあったりします。
《アップデートで改善されました。》
我が家の古いPCが原因かもしれませんが・・・(;^_^A
なお、これらのソフトを調べたのは、1年以上も前なので変わっていたりするところもあるかもしれません。
どれも無料体験はできると思うので、実際に触って確認されるのが良いと思います。
Pano2VRは、買いきりで費用の面で安心感はありますが、アフターが圧倒的に弱いです。
その点、サブスクリプション(月額制)サービスを行っているソフトは、契約を維持するためにケアもかなり手厚いみたいです。
中にはパノラマツアーの公開もサブスクリプションに含めて縛りをかけているのもあるみたいですが…。