朝寝がしてみたい | まいどーおおきに 河内の樹々の独り言

朝寝坊と図書室の先生

 

日がだんだんと長くなってきたな、これからは気候も良くて【朝寝坊】の季節到来や。

1839年8月20日は、幕末の風雲児「高杉晋作」が生まれた日や。

長州‘萩’で生まれた高杉晋作は、松下村塾に学んだ後、上海への渡航や‘奇兵隊’を組織したり数々の手柄を立てよった。

 

この高杉晋作が作ったと言われとる、都都逸「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい」や、辞世の句として「おもしろき こともなき夜を おもしろく」等があるで。

 

わしは小学校の頃は、学級担任と確執があって、授業もまともに受けへんだ。しかし図書室の先生(図書館司書)に可愛がられとった、3年生から6年生まで休憩時間や昼休み、放課後図書室に入り浸っとってん。

その時に、時代の中を突っ走る偉人の話(講義?)「高杉晋作物語」を聞いて身に焼きつけたんや。授業内容なんかとっくの昔に忘れてしもうたが、

4年間図書室の先生に教えてもろた事は、今でもはっきりと覚えとるでぇ。

 

六十数年前の出会いがあったからこそ、本好き、読書好き、童話、絵、版画などの作品を作る時に役立っている。

今思うと 感謝 感謝 感謝 の気持ちで一杯やわ。