ずいぶん昔、【2009年10月29日(木)】のお話し
瓢箪山稲荷神社のほうに向かって歩く、神社モール商店街は山側に向かって生鮮食品のスーパーが並んでいる。その近くにある「瓢箪山古書店」(現在は閉店)に立ち寄った。
岩井志麻子氏が、第六回ホラー小説大賞を受賞した「ぼっけえ、きょうてえ」が書棚に並んでいた。
本の題名を見たときは『すごい、競艇場』と一瞬想像した。
がしかし「ぼっけえ、きょうてえ」とは岡山弁で「すごく、恐い」という意味であった。
ホラー大賞を受賞するだけあって、読み始めると一気に小説の中に引きずり込まれた。
読み終わったあと、何故か自分の後ろに何者かが潜んでいる様な気にさせる素晴らしい作品である。
私はこれからも氏の作品を買求め読み続けるだろう。
