恋文はスマホで ええんやろか | まいどーおおきに 河内の樹々の独り言

恋文

 

最近は文字離れ、読書離れゆうて【本を読む、読書をする】習慣なくなってゆくんが残念や。

そんで、手紙や封書で出すといった習慣も、年賀状の挨拶が少し残っとるぐらいで、パソコンやスマホのメールに取って代わられとる。

 

自分の気持ちや、自分の思い、自分の考え方を、文章にして相手に伝える事は非常に難しいと思うわ。

文字や文章を、スマホの小さなキーを押して、十分に相手に伝わるやろうか?

文章は、一生懸命に書く事で、自分の心の想いを相手に伝える事が出来るんや。
スマホは、非常に簡単にその時思い付いた事を、その場で伝える事が出来る便利な道具やと思うで。

文章はメールで、言葉はスマホで、相手の顏を見んと、伝達の道具が走り過ぎて、どんどんと世の中は便利になってゆきよる。

その昔
゛恋文゛という言葉があったころの話や。

人は硯で墨をすって、筆をもって、異性に対して切ない心の想いを、文才の限りを尽くして書いたと伝えられている。

心の思いを伝える道具が、スマホの価格や性能で企業間の‘争い’の道具になって行くんは少し寂しい気がするな。