昨日は仕事の合間をぬって、代官山のWEEKEND GARAGE TOKYOへ。フランク・ウェーバーの日本初ライブを見るためだ。
 日本初ライブといっても、そんな大袈裟なものじゃなく、日本に遊びに来た彼と会った日本のレーベル関係者が提案して急遽決まったもの。話を聞くと先週金曜日の夜に決まって月曜に実施することになったらしいから、ほんとに「ためしに軽くやってみましょうか」という感じだったのだろう。

 会場に着くとすぐに彼を見つけて、仕事があってアタマ2曲くらいしか見れない、と僕が彼に謝ると、「じゃあ1曲目に君の好きな曲をやるよ」と言ってくれた。
 そういうわけで、僕がリクエストした「レジーナ」でライブが始まった。

 カフェの片隅にあるアップライトピアノに向かって静かに彼は歌い始めた。彼の背景の壁にはプロジェクターで映画が映し出されている。
「クレイマー、クレイマー」だ。
 ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープがやけに若い。そして、彼が弾き語る1978年発表の楽曲とその映像がマッチして、70年代のニューヨーク・マンハッタンの匂いが静かに立ちこめてくるようだ。
 日本の田舎町に住むまだ中学生だった僕がぼんやりとでも無性に憧れていたものの記憶がふと蘇った。

 フランク・ウェーバー。デビュー40周年にして、日本で何かが静かに動き始めたように思えた。


「レジーナ」が見つからなかったので2曲目に演奏した「So Many Sides」を


 先週末日本に着いたと連絡があったフランク・ウェーバーから、今朝、急きょ日本で初めてのライブをやることになったとのメールが。しかも今晩!

 彼は1978年デビューだから、今年でちょうど40年。そして40周年にして初日本公演。それが、こんなに突然決まるとは。しかもたった一日限りだ。


 初期のビリー・ジョエルのような”ロマンティックなニューヨーク”をイメージさせるピアノ・サウンドと、マイケル・フランクス、ケニー・ランキンに共通するソフトでメロウなボーカルをマッチングさせたような彼のスタイルは、すごく日本人好みだと思うからもっともっと聴かれてもいいなあ、とずっと思ってきたので、これがきっかけになってほしい。

 かくいう僕は仕事で、見れてもマックス15分(!!)というキビしい状況なのだけど、AORファンのみなさん、都合のつく方は是非!

 11月12日(月)

 WEEKEND GARAGE TOKYO(代官山)
 7時open 7時半start

 http://weekendgaragetokyo.jp/event/?p=6283


 彼のファーストから僕の好きな「’71」を。サビがクリストファークロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」にちょっと似ているけど、こっちのほうが先です。


 

 

 
 「Beyond Forever」は今のところ配信のみのリリースで、亜希さん本人も今のところメディアに出る予定もないので、この曲の制作についてここで少し情報を載せたいと思います。

 「永遠の光り」から9年、一昨年に「カケラ」という曲を配信リリースしていましたが、亜希さんは表立った活動はしていませんでした。その間どうしていたかというと、僕も詳しくはわからないです(苦笑)。ただ、この「Beyond Forever」はかなり前から温めていて、長い間ずっと欠かさずに歌う練習をしながら、陽の目を見ることを待ち続けていた曲だったということだけはお伝えしておきます。
 九州電力のTVCMだけ見ると9年ぶりに戻ってきた、という感じがしますが、実はカムバックではなく、9年間”黙々と準備し続けていた”とも言えるわけで、ひとつの歌にそれだけの思いをこめるというのは、相当めずらしいことだと思います。

 そして、この曲のレコーディングには素晴らしいミュージシャンの方々が集まってくれました。

 作曲、編曲、ピアノ:福田貴史
 ギター:上條頌
 ベース:大神田智彦
 ストリングス:須原杏ストリングス
       (須原杏 佐藤帆乃佳 吉田篤貴 山本理沙 館泉礼一 林田順平)
 エンジニア:  堀内陽平

 福田貴史は9年前の「永遠の光り」も作曲していて、それが実質作家デビュー曲でした。その後、作曲家、アレンジャーとして活躍するようになり(JUJU 三代目J Soul Brothers クリス・ハートなど)、今回は作曲に加え、アレンジ、ピアノも担当しました。
 ギターの上條さんは三浦大知やEXILEなど、ベースの大神田さんは平井堅、JUJU、今井美樹、ストリングスの須原さんは宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」絢香「にじいろ」などを手がけていて、まさに”旬”で”働き盛り(?)”のミュージシャン。演奏の素晴らしさに加え、みなさん人柄もとても良かったです(これ大事です)。

  そして、エンジニアの堀内さん。幅広いジャンルで猛烈な数のレコーディングをやってらっしゃる凄腕エンジニア。まさにこの曲の「要」として頼りっぱなしでした。
 
  みなさん、30代から40代前半。僕よりずいぶんと若い。

 でも、そのおかげで、壮大な曲調なのに、あまりどっしりとせず、瑞々しさが出た仕上がりになっているのではないかと僕は思っています。