コンビニ子猫 | voydのブログ

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家族で居られる時間は延々と続くようで実は短い

そのまま連れて帰りたかったけど、子猫と言っても

バックポケットに入る大きさでもないし、まだ警戒心

もあるので、途中で逃げてそれこそ事故に遭っても

いけないし、受入の準備もetc・・・・と、ぐるぐる頭の中

で考えて、やっぱり徐々に慣れさせて保護するしかないか

なという結論に至った。

だけど、これから寒さも厳しくなるし、時間はあまりない。


毎日でもごはんを上げたかったけど、最低ひと山超えて行かないと

いけないので、車を持っていない身としてはなかなか難しい。

東北の動物たちにごはんを届けてられるボランティアさん達から

見れば、なにやってんだと怒られそうだけど。


年末までの間、会社の車で帰れる日が2回ほどあったので、会いに行って

みたのだけど、夜はさすがに寒いからか何処かに隠れていて

姿は見えなかった。
ごはんだけを、この前あげた所に置いて帰った。

次の時にはなくなっていたので、食べてくれているみたいだった。

決心はしたものの、漠然と、かかりつけの病院は年末年始は休みだし、仕事の事も

あるし、一月の中頃に保護できるかなぁと思っていた。


そして、年が明けて一月一日、ロードバイクの初乗りがてら缶詰持って会いに行った。
たぶん、元日は車も少ないし、ごはんももらえないだろうなと思ったから。


コンビニについて、いつもの場所に行ってみる。

ニャーニャーと明らかに甘えた声で駆けよってきた。
持ってきた猫缶をさっそくあげる。
甘えてくる割にまだちょっと警戒しているが、手にとって差し出すと、ガツ

ガツと食べてすぐに平らげた。
まだ足りないのか、ニャーニャーと鳴く。


またサイクルジャージで猫缶持ってレジに並ぶ。
カモフラージュに「夕方からの頑張りに一本満足」を上に乗せるw

戻ってあげてみるも、食べずにスリスリしてくる。voydのブログ
もしや、甘えたいのか?
撫でると、頭を向けて寄ってくる。
そっからはモフモフし放題。
やっぱり子猫だから、甘えたいんだよなぁ。

ひとしきりモフモフして、開けた缶詰を紙容器に移して物陰に置いて帰ろう

とすると、察したのかニャーニャーまた鳴き始める。

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それが「連れて行ってよ!」と言っているように聞こえた。
ロードバイクに股がってコンビニを後にする時振り返ると、駐車場の奥から

じっとこちらを見ているのが目に入った。

この時、車で来れば良かったと後悔した。

帰る道中、色んな事が頭の中をよぎった。
大阪市鶴見区の事件、以前ロードバイクの帰り道に見た子猫がはねられて

いた現場、山間の冬の寒さetc


帰ってから正月でも開いている病院を検索した。
ほとんどは4日からで、開いていても一見さんお断り。
一軒だけそんな制限もなく見てくれそうな所があった。
ただ、午前中だけしか開いてない。


勝負は午前中。
次の日、車で行く事にした。


すいません引っ張るつもりはないんですが、色々あったので何回かに分けます。