「議論しなければならないテーマをほっぽらかし、自分の主張だけ言って審議に応じない姿勢!いかがなものか」・・・幹事懇談会の流会を受けて、与党筆頭幹事の自民党・中谷氏、立憲を批判(3月22日夕刊フジ報道)

続いて、他の保守系の自民党議員からの批判。

「日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、最重要な課題である憲法をなおざりにするのは疑問だ。国防や安全保障の”常識”が欠落する政党に政権は任せられない」と吐き捨てる。

 

このお二方。毎度おなじみの決まり文句である〝日本を取り巻く安全保障が悪化する中”について本当に理解していたのだろうか?

安倍派では組織的な裏金作りが20年以上にわたって行われ習慣化してきたといわれる。

 この裏金犯罪の中にいて安倍総理以外その犯罪性に自ら気づき声を挙げることすらできなかったノー天気な国会議員。彼らに日本の安全保障を論じ現実的な対応が取れるとも思えない。憲法審査会の議論を聴いていても彼らの紋切り型の安全保障論は穴だらけのうえ憲法の理念を本当に理解しているとも思えない。

ましてこの期に及んでも自らの失態について究明、分析すらできない自民党。これらの能力は安全保障においてきわめて重要な能力であるはずで、決まり文句の「日本を取り巻く~」といって見栄を張れる状態ではない。

 

国の背骨に当たる理念(憲法)も実質的な安全保障についてもどれ一つとってもまともな議論ができない。
なぜか・・・長年、国会での議論をサボタージュしたツケが回ってきたとしか言いようがない。