わずか半年前、2025年10月21日、高市内閣発足。219回国会(臨時会)で首班指名選挙により、高市氏が「暮らしと平和を守り日本を前に進める」というスローガンの下に第104代内閣総理大臣に選出された。

 

あれからわずか半年強。高市氏のスローガンは多少なりともに実現へと進んでいるだろうか?

正直、実感が湧かない。

「暮らしと平和を守り日本を前に進める」とは、日本をどのように前に進めるのか?

 相変わらず国民の生活は圧迫され、さらにイランと米国との争いが追い打ちをかける状況下で高市首相の自信に満ちたスマイル。私には怖いスマイルに見えてしまう。

 

高市首相の、日本を前に進める一環として、現在、憲法審査会では改憲についての議論、軍としての自衛隊の位置付け他、様々な改憲論議が行われている。

高市政権が改憲を通じて何をどのような日本を目指しているのか、これらの改憲の議論だけでは分からない。

また、高市首相は日本を前に進める一環として閣議決定だけで武器輸出「5類型」を撤廃。

米国、イギリスを含め、防衛協定を結ぶ17ヵ国に殺傷能力のある兵器を輸出できるとし、但し書きとして、紛争に関与している国への輸出禁止は維持される。ただし政府は「特段の事情」がある場合には例外を認めるとしている。(特段の事情とは何なのだろう)

これらの理由付けとして、高市首相は「安全保障環境が厳しさを増す中、今やどの国も一ヵ国のみでは自国の平和と安全を守ることはできず、防衛装備面でもお互いを支え合うパートナー国が必要です」とコメントしている。

分かるようで分からない。

国がまとまれば平和と安全が担保される!!!防衛装備面でお互いを支え合うパートナー国が必要!!!

本当にこのように考えているとすれば、現在のアホな戦争、イランに対する米国とイスラエルの関係をどのように考えているのだろうか?

 つまり、防衛装備品はむしろ戦争を拡大させる、ということではないのか?

”武器で何とか事態を修める”と考えるほど現在の戦争は単純ではない。それぞれの国は武器開発に余念がなく、むしろ武器の威力を試したくてうずうずしているように見えるのだが・・・