決してふざけているわけではなく、このタイトルになってしまった。

ホントにこの国大丈夫かと、、、ホントにホントに心配になってくる。

 

岸田総理がウクライナでゼレンスキー大統領に地元の広島特産の「必勝しゃもじ」を手土産に渡したという。ちなみにこの必勝しゃもじの由来は、「敵を召し(飯)取る」との語呂合わせから、必勝祈願の験担ぎにも使われている、との事。

 

岸田首相は、この手土産をゼレンスキー大統領に手渡した時、どのような言葉を添えたのだろうか?

まさか、戦争当事国に必勝を祈願するなどと、ふざけたアホな言葉を添えたのであれば、人として既に終わっている。もちろん日本の総理大臣としても。

 

戦争を体験した人々が高齢化を迎え生々しい体験が忘れ去られようとしていても、あの戦争のむごさは戦争に勝った国も負けた国も同様の痛手を負っている。

ロシア、プーチンの蛮行によって名もなき互いの国の人々が殺し合う。一方でのんきにリング外から殺し合いを見て贔屓の選手に「必勝しゃもじ」を手渡す。「失笑しゃもじ」でしかない。この平和ボケに頭がくらくらする。

 

岸田首相は池田勇人氏、宮沢喜一氏に続いて広島県が輩出した戦後3人目の総理大臣だと言われている。しかし池田氏、宮沢氏とは全くべつものの政治家に見える。

しかも、よく分からないが、歴史的大転換と称し国民の生活も顧みず、国会無視のままよくわからない新種?の軍備増強にひた走る。

 憲法審査会では自民党議員がよく言うセリフが「憲法9条では平和は守れない」。全くその通り。理性に裏付けられた知性と教養がまず為政者に求められる。

果たして現在の自民党はじめ岸田首相にこの素養があるのだろうか・・・ホントに怖~い話である。