立憲民主・泉氏の維新・馬場代表に対する「重馬場(競馬用語)であってほしい」発言についての釈明記事(2月17日、KYODO配信の報道)。

 

この泉氏の発言で、維新の藤田文武幹事長が、「相当ムカついている。人の名前をいじる感性はどうなのか」と激怒しているそうで、やっと人並みに、たとえ泉氏のダジャレが滑ったとしてもご立腹する❝まともな?人間❞が維新にいたことに感慨深いものを感じる。

 これまで、立憲いじりに情熱を燃やし必ずと言ってよいほど立憲批判から始まった足立康史氏の国会答弁。馬場氏も、御多分にもれず国会、NHKの日曜討論においてさえ課題とは関係なくお決まりの立憲批判から始まり限りある議論の時間を無駄にした。内容もほとんど言いがかりに近いものだったと記憶する。(2022年1月20日「国会でもクレーマー気質全開の維新」としてブログに上げている)

 

維新にとっては、野党第一党の立憲は維新の先を行く目障りなターゲットだったのかもしれない。

しかし、今

彼らは大人になった?

 

旧統一教会の問題を機に維新と立憲は今後も共闘路線を維持する方針で正式合意したといわれているが、もしこの程度のことでふらつくのであれば、やはりカエルはカエルという事になる。特に、憲法審査会への立憲不参加をめぐり維新流改憲案に乗ってこない立憲は全く当てに出来ない利用価値のない党という事になる。

 

乱世に近いともいえる政権の一貫性の無い答弁。予算委員会での答弁の粗さが目立つ。様々な問題が一度に押し寄せ、キャパオーバー、政権の能力をはるかに超えているのではないか。岸田首相が言う「戦後安全保障の大転換」はあらゆるところで国民の生活に深くかかわり大きな変化に繋がっていく。どのように変わっていくのか、水先案内であるはずの政権が一番分かっていないのかもしれない。

 

そして、こんな中での憲法審査会・・・国民民主、維新、自民党の面々を思い浮かべても、公平かつ知的な議論の先駆者とは思えない。むしろ党利党略の名が浮かぶ。

 取りあえず、深呼吸して、政治家としての自身を見つめ直し、頭の中を整理して出直す必要があるのでは?