今日、19日の参院予算委での打越氏の発言を改めて確認する。

お蔭で18日に書いた自分のブログの内容に間違いを発見。あわててブログの一部を訂正する。打越氏が追及していたのは寺田総務相ではなく秋葉復興相。何しろお二人とも同じような官僚顔、内容もまた同じような脱税に関する内容でつい混同してしまった。言い訳にはならないが、、、

 

改めて、19日の参院予算委での打越さく良氏。

ご本人にとっては気を悪くされるとは思うが、改めて聞き直すと、ことばのトーンが一定でなく、加えて言葉の言い直しで質問の内容が分かりにくい時がある。

 問題とされる、山際氏に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者かどうかを質したという内容についてNHK画面で見直した。しかし、よく聞き取れない部分がある。

 

聞き取った音声として書き起こすとすれば、打越氏;「山際大臣はご自身の秘書にはシンジ?(信者)がいたという事には否定されていますが、ご自身はどうなのか」山際氏;「なかなか、信教の自由を、公の場で公人といえどもそうしたことを聞くべきかどうかは分かりませんが、まっ、お尋ねでありますので私自身は信者ではございません」

 この後、すぐ打越氏は立憲・小西氏の質問の継続に移っている。

信教の自由に抵触しかねかねないような質問でどのような議論の進展を望み、またこのリスクを冒しても大きな進展を期待できると考えての事なのか、打越氏の真意が全くワカラナイ。

 

もちろん山際氏のこれまでの対応を見ていて国民全体がバカにされているような気持にはなるが、かといって山際氏の言う通り国会という公の場でしかも質疑者(公人)がこうした信教についての質問をする行為を疑問視するのは当然だと思う。平場での一般論とはわけが違う。

 

残念なのは、

打越さく良氏の自身のコメントが全く見当たらない。ミスを犯さない国会議員はいない。肝心なのは、しっかりと反省すべきことは反省し弁明すべき時は弁明すべきだと思う。

加えて、

立憲・泉代表のコメントもいつもの泉氏らしくない。21日の読売新聞、同じく産経新聞、22日にも産経新聞が書いているが、珍しくそれぞれに道理がある。

重要なのは、このような時の対応と、国会での勇ましい追及とのバランスは非常に大事で、きちんと謝れる政党を国民から見れば信頼する。

 

これからの国会、議論についてのストーリーに期待する。答えにくいことを訊くにはそれなりの議論の展開に合わせた効果的な質問をしてほしいと思う。国民の目から見れば様々な質問がメリハリなく飛び出すとますます分かりにくくなり、質疑者が何を訴えたいのかも見えない・・・議論の腕を磨くいいチャンスでもある。