立憲民主党、泉健太代表を迎えてのスタート。
様々な紆余曲折を経てのスタート。課題は満載、そして意欲も満々の新執行部の船出を祝福したいと思う。
12月1日、日刊スポーツ配信によると、代表代行に逢坂誠二元首相補佐官、政調会長に小川淳也元総務政務官、国体委員長に馬淵澄夫元国土交通相、選対委員長に大西健介政調会長代理を起用。2日の衆参両委員議員総会で新役員人事の了承が得られれば、正式に発足することが伝えられている。
最もベストチョイスと思われたのは、西村氏の幹事長抜擢。理由は、泉氏のコメントにある様に、「立民は多様性の尊重を訴えてきたのでさらに具現化したい。ジェンダー政策を、牽引してきた西村氏に党の再生に取り組んでほしい」という事も一つの、政党としての理由なのかも知れないが、むしろ西村氏個人の人間性が先にあるように思う。
これまでの代表選での西村氏の政治家としての姿勢、言葉、本人も述べていたが「共感力」はこれからの日本の政治においてとても大事な要素になってくるのではないかと思う。
また、野党の役割について、氏が述べたのは、
「時には批判や誤解を受けても、今やるベきことをやり、国民の命と暮らしを守ることこそが必要だと考えている。そのことが支持の拡大につながると確信している」という言葉には安心感を覚える。
日頃、政治家の言葉の軽さ、「生き馬の目を抜く」がごとき政治家同士の裏切りを目の当たりにして、理想を語る政治家には引いてみる癖がついた。お蔭で人間性を引き換えにしてしまった政治家の人相というのも分類できるようになった。マジで彼らの人相はどんどん悪くなる。これらの政治家に共通するのは、打たれ弱い事なのかもしれない。
例えば、「批判ばかりの野党」といわれると、「うちは提案もやっています」とくる。すぐこちらが悪いと思ってしまう習性は政治家としての肝が据わっていない証左なのかもしれない。
西村氏が述べているように、「時に批判や誤解を受けてもやるべきことをやる」事には賛成でも、しっかりとした自身のガードも必要のように思う。
「批判ばかり」という相手には、まず野党批判の具体例を列挙してもらい、それらの批判についてとことん説明する。「批判」という素材をおおざっぱなザルの中に放り込まず、一つずつ丁寧に相手が嫌になるほど明確にすることが必要である。
この西村氏の言葉は、きりりとした政治家としての姿勢が感じられて安心感があるが、同時に不条理なデマは許さない姿勢も必要のように思う。
ハンサムウーマン、、、という言葉がふさわしい・・・適度に頑張ってほしい。