バックナンバー 


 最初から読む


 前回 


「アサイです~!」


「ラムっすラムっすラムっす~っ!」


「三回連呼、定着して来たな~っ!」


「ラムっす~っ!」


「二人、合わせて!」


「アサイラムです!」


「コンビ名は、パク/オマージュです!」


「応援して、くれる人!好きだと、言ってくれる人!ファンクラブにも、支えられて!」


「本当ひたすら、感謝のみっす~っ!」


「『シャークネード式映画批評』!」


「相変わらず此のタイトル、馴染まないっす~っ!」


「今回の、作品は!」


「作品はっす~っ!」


「『シャークネード 4

(フォース)』!」


「シャークネードっす~シャークネード!……って……」


「どうした?」


「本当、やるんっすか?」


「当たり前だろう!今更、何を言ってるんだ!」


「いや、あの、先日、『シャークネード エクストリーム・ミッション』やったっすよ?採点どうなるか、はっきりしてるっすよね?」


「それが、どうした?」


「究極に、判り切った採点っすよ?最初の一回はギリギリ有りだとしても、此の後もシャークネード、第六弾まで色々、続くっすよ?」


「どんな結果であれ、採点する事に意味も意義も有るんだ!」


「いや、これ、採点なんっすか?」


「きちんと検討して、きちんと点数出す!立派な、採点だ!」


「何をどう検討したと言えるのか、突っ込みたい所っすが……了解っす~!」


「採点こそが、正義なんだ~っ!」


「納得して無いけれど、了解っす……!」


「改めて、今回の作品は!」


「作品はっす~っ!」


「『シャークネード 4(フォース)』!」


「シャークネードっす~っ!」


「4……言う迄も無く、第4弾です!」


「そこまで続いているのがまず、凄いっすよね~っ!」


「作品の勢い、落ちて無いからな~っ!」


「ぶっちゃけ、面白いっす~素直に!」


「シャークネード……シャーク+トルネードで、シャークネードです!文字通り、サメ竜巻の話です!」


「初めて耳にした方は、何が何だか全く判らないかもしれないっすが!」


「正に、その通りの話です!大量のサメが竜巻と共に空中から、襲って来る話です!」


「凄い、世界っす~っ!」


「そしてこれも、観て無い方には信じられないかもしれませんが!」


「話だけだったら、想像付かないかもっすよね~!」


「竜巻と共に空中から襲って来る、サメ!実に実に、楽しいのです~っ!」


「泣けたりも、したりするっす~っ!」


「名作です!傑作です!サメサメ!」


「サメサメっす~っ最終的に!第六弾まで作られちゃったっすからね~っ!」


「因みに!今作の原題ですが!『Sharknado 4:The 4th Awakens』となっております!」


「何処かで聞いた様な、タイトルっす~っ!」


「言う迄も無く、当時!『STAR WARS:The Forth Awakens(フォースの覚醒)』封切られております!」


「『Forth』と『4th』っすね~直訳すれば、『第四弾の覚醒』といった感じっすが!」


「オープニング!星空背景に画面の下から、遥か彼方へ物語の説明、流れていきます!何処かで見た様な、映像です!」


「上映後のトークショーによれば、企画書には堂々と『スタ◯・ウォーズ風に』と書いてあったらしいっす~っ!」


「さて、第四弾ともなれば!シャークネードの存在完全に、当然の物と成っております!それどころか、今作では!アストロ社なる大企業、シャークネードコントロール装置開発したらしく!」


「因みに、これまでの作品にそういった要素、設定全く、無いっす~っ!」


「あくまで、今作だけの設定です……整合性、おかしさも有りますが!そこは全て、これに限らずですが作品の勢いで、押し切られます!」


「勢いが、全てっす~っ!」


「何年も世界、平和です……が、当然それで、終わる筈も無く!」

「再びフィン、立ち上がらなければならないっす~!」

「コントロールしようとしても自然は、新たなる道を見付けてくるといった壮大なテーマ、語られてる気がしなくもありません!」

「実際、そういった事起こってはいるっすよね~っ!」

「前作で、驚きの事態に巻き込まれたエイプリル!中々に、予想通りといいますか!予想の斜め上といいますか!シャークネードならではの展開、待っております!」

「泣けると言えば、泣けるっす~っ!」

「とにかく、シャークネードが暴れます!フィンが、活躍します!シャークネードと、戦います!世界、救います!」

「とにかくフィン、カッコいいっす~!」

「暴れる、シャークネード!立ち向かう、フィン!」

「サメは正義で、真理っす~!」

「新しい家族、可愛いギル君も、参戦します!」

「メチャクチャ、可愛いっす~!」

「色んなカメオ、パロディ出て来ます!何故か、『オズの魔◯使い』多めです!」

「確かに、竜巻と言えばカンザスっすけどね~!」

「『クリスティ◯ン』の登場、ビックリしました!」

「カッコ良かったっす~っ!」

「テキサスでは実に魅力的な、チェーンソーな方々が!」

「マスクは、着けて無いっすけどね~!」

「まさにテキサス、チェーンソーの神!シャークネードと対峙しても、負けません!」

「最高、カッコいいっす~っ!」

「シャークネードに起こる、新たな展開!それも含めて、いつも通りな展開とも言えます!」

「シャークネード、万歳っす~!」

「採点、するぞ~っ!」

「……やるんっすか?」

「どうした?」

「冒頭でも尋ねたっすが本当、やるんっすか?」

「当然だろう!採点は、絶対だ!」

「いや、だから、やる意味有るんっすか?」

「何を言ってるんだ!きちんと評価し、数値化するんだ!」

「それは、そうっすが……」

「採点は、正義だ!サメは、正義だ!」

「そこまで言われれば、もう何も言わないっすが……」

「まずは、『アイディア』だ!」

「サメ竜巻っす~映画史上に残る、素晴らしいアイディアっす~!そこは、間違い無いっす~っ!」

「尋常じゃ無い、アイディアだ……まさに、シャークネードなアイディアだ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~っ!」

「『ぶっ飛び具合』だが!」

「大量のサメが、竜巻に乗って襲って来る世界!ぶっ飛んでる事は、間違い無いっす~っ!」

「まさに、シャークネードなぶっ飛びだ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~!」

「さて、『俳優』だが!」

「我等が!アイアン・ジーリングっす~最高、カッコいいっす~!」

「タラ・リードも、素晴らしい!」

「皆さん何だかんだ、存在感出して来るっす~素敵っす!」

「まさに、シャークネードな俳優陣だ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~!」

「『CG』だが!」

「良くも悪くも、微妙というか絶妙というかっすよね~!」

「正直、CG丸判りなんだが!そこそこのリアルさ、有りつつ!予算高めじゃ無い辺りが逆に、心地良いというな~!」

「魅力っちゃ、魅力っすよね~っ!」

「まさに、シャークネードなCGだ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~っ!」

「『アクション』だが!」

「とにかく、楽しいっすよね~っ!」

「華、というかな~!正直凄く、迫力というのでも無い!状況や展開や整合性、判り辛い部分有る!」

「でも、楽しいんっすよね~!」

「まさに、シャークネードなアクションだ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~そして、『ロマンス』っすが~っ!」

「フィン!エイプリル!愛のドラマ!」

「ぶっ飛んだ展開も、有ったっすが~泣けるっすよね~っ!」

「素晴らしい、世界!まさに、シャークネードなロマンス!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~そして、『音楽』っす!」

「『シャークネードのテーマ』!何とも気持ち、上がるんだよな~っ!」

「曲調軽いっすけれど、名曲っすよね~っ!」

「他の場面でも、何だかんだ上がる曲使われてるよな~まさに、シャークネードな音楽だ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~っ!」

「そして、『感動』だ!」

「ぶっちゃけ、サメ竜巻の話ではあるんっすが!感動するんっす~!」

「色々な、展開!場面!ドラマ!心に残る、サメの力!シャークネードの、力!感動!感動!」

「ぶっちゃけ、泣けるっす~っ!」 

「まさに、シャークネードな感動だ!『1シャークネード』!」

「それは、そうっすよね~っ!」

アイディア…1シャークネード

ぶっ飛び具合…1シャークネード

俳優…1シャークネード

CG…1シャークネード

アクション…1シャークネード

ロマンス…1シャークネード

音楽…1シャークネード

感動…1シャークネード

「どうした?」

「……やっぱり、どう見ても此の採点、意味有るのかっす~っ!」

「完璧だ!絶対異論の出ない、完璧な採点だ!」

「そうとも言えるっすが……」

「採点する事に、意味が有るんだ……何度も、言うが!」

「意味有るというか、究極の無意味って気もするっすかね~っ!」

「とにかく、サメは正義だ!」

「それは、間違い無いっす~っ!」

「シャークネード、偉大な作品だ!」

「それも、間違い無いっす~っ!」

「フィン最高!エイプリル最高!サメは神!」

「神っす~!」

「サメサメ!」

「サメサメ!」

「サメサメ!」

「サメサメっす~というか、とにかくサメで押し切って、納得させようとしてないっすか?」

「それこそまさに、サメ映画じゃないか~っ!」

「それも、間違い無いっす~!」

「サメサメ!」

「サメサメ!」

「サメサメ!」

「サメサメ!っす~っ!」

 (続く)