インプロ研修で殻を破る! | VOYAGE GROUP人事のブログ

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人を軸にした事業開発会社「VOYAGE GROUP」の採用、育成、制度などについて。

こんにちは、世古です。

1/27(金)にECナビ事業本部の一部(幹部層)で、
インプロ(即興)研修に参加してきました。

今回の研修に至った経緯としては、社長の宇佐美と話している中で、

「様々なシーンのコミュニケーションにおいて、まだまだ本音で話しきれていない。
 だから、伝わりきれていないことがたくさんある。
 もっと、自分が変化してコミュニケーションの幅を広げていく必要がある」

という宇佐美自身の課題があり、そのソリューションを模索していく中で、
今回の「インプロ(即興)研修」に行き着きました。
なので今回は、宇佐美自ら先頭に立っての参加でした。


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インプロとは、インプロビゼーションの略で、「即興(アドリブ)」という意味です。
即興劇というのがあり、本来は台本も何もない状態から芝居を展開していくのですが、今回はその前段、ということで、その根底に流れる考え方を様々なワークで体感していきました。


何も無いところから、相手と「コミュニケーション」を通して創っていくので、
以下のような力が必要になります。

・観察力 :言葉一つ、動作一つで、相手が何を求めているかを読み取る。
・共感力 :相手が何を言っているかを理解し、受け入れる。
・表現力 :自分は相手に何をして欲しいのかわかりやすく伝える。
・擦り合せる力:相互に相手の要求を読み合う。
・創造力 :お互いの考えを合わせて新たなものを発想し、創造する。


このようなコミュニケーション技術を「体感」できることが、インプロ研修の特徴です。そして、これらを「体感」するためには、自分のコミュニケーションの仕方「自分の枠」に気づいて、それを超えていく「殻を破る」必要があります。


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研修では、様々なワークの中に
・真似る
・走り回る
・拍手する
・叫ぶ
・黙る
・触れる
・踊る

など、日常では中々使わない感覚を使って、自分の枠を超えていくプロセスが
敷かれています。


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根底に流れる考え方の一つは「Yes, and~」

相手の意見や動きを肯定して受け取り(Yes)、さらに自分の考えを積み重ねていく(and)。

ワークの中でうまく相手の言葉や動きを受け取れないことで、
普段、自分のやり方に固執していることが浮き彫りになります。
なので、部下の意見を汲み取って柔軟な組織を創っていく幹部層にお薦めの研修です。

とにかく笑い声が絶えない、腹落ちする研修でした。
終了後の懇親会でも、日常にこんなことを活かそうというアイデアが
たくさん挙がって、チームを活性化させていくのにも良いと思いました。

他の部門にも拡げていければいいな、と思います。

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以下、参加者の感想一部抜粋です。

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・「Yes,and」わたしは今回このキーワードが一番響きました。
 相手の思いや考えを一度受け止めて「Yes,and」する大切さに気づき
 また自分がフラットでいることでそんなに難しいことではないのだな、、と思えました。

・複数人でストーリーを作り上げていくワークが印象的でした。
 世の中自分の思い通りに展開しないということを実感し、
 かつ、その展開を否定せず受け入れた上で、自分のアイディアを付け加えていく
 ことで良いものに仕上がっていく
というのは新鮮でした。
 それが出来た時の一体感と気持ち良さも体験することができました。

 上記を踏まえて、クルーやクライアントから上がってくる日々の要望を一度は
 受け留めた上で、自分のアイディアも付け加えていくということを徹底してやっていきます。

 アイディアが溢れ活気ある部署にしていきたいと思ってます。

・単純に楽しかったです!
 「Open」という言葉が刺さりました。
 考えるとできない。だけど、リラックスさせるとなぜかできるのが不思議で
 「ああ、そういうことかー」と。
 個人的にすごく考えてから話したり行動する癖があるので、
 意識的に「Open」にすることで、徐々にこの部分は直していきたいと思いました。


・今回のインプロ研修では「殻を破る」というのがゴールでした。
 最初のイメージは「ふっきれる!」とか「恥じらいをなくす!」といった
 感情的なものだと思っていたのですが、研修を進めていくうちに
 全く違うものだということに気づきました。

 自分の価値観を元にコミュニケーションするのでは新しい価値は生まれない。
 相手の価値観に乗っかって「自分の考えと違う」「本当はこうしたい」という
 ことは置いておき「Yes, and」することで、新しい価値を生み出す
という
 コミュニケーション法が身についたのが一番の収穫でした。
 自分のパターンを崩すのが大事ですね。
 

・想定外キーワードの組み合わせで新しいサービスを考えるのは思考が柔軟になるのでやっていきたい。このブレスト方法はシリコンバレーでもよくある方法。

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以上