ワンダーフェスティバル 2017 ウインターに向けて2 | ボトラキチのブログ

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さて、ナースの原型製作も一段落したので、WFウインターに向けて複製準備に取りかかります。しばらく箱にしまってあった複製用具を出して作業開始です。

 

型作りに使用するのは、油粘土、粘土ヘラ、ゴムヘラ、伸ばし棒、スパチュラ、ランナー用プラパイプ各種、ダボ押し棒(3サイズ)、型取り用ブロック、サポート用石膏、シリコーンゴム、デジタル秤、シリコーンスプレー、シリコーンバリアー、特大サイズ紙コップになります。

 

 

以前、一体成形のしまっちゃうおじさんのシリコン型が無理抜きの影響ですぐに破損したことを思いだし、今回は型割りを工夫してみることにしました。といってもパーツ分割や原型に手は一切加えず、型割を三分割にしてみます。無理抜きだと肢体に囲まれた中央部が上手く抜けず、型が割れるばかりでなく気泡も抜け難く、更に型ズレが置き易いので、ここの型を置き駒状態にしてみます。まずは、置き駒にしたい周辺を油粘土で囲います。内側にはズレ止めダボを打っておきます。

 

もうひとつ、ナースの胴体も薄型スカートと一体成形の原型をそのまま抜いてみたいと思いますので、同様に油粘土でスカートの中を残す様に囲います。

 

上手く行くか否かは分かりませんが、何事も挑戦です。上手く行けば作り手に取って非常に組み易いキットになるので、がんばります。で、中にシリコーンを流します。

 

シリコーンが硬化したら油粘土を外すと、こうなります。原型に一部シリコーンがくっついた状態になります。シリコーンが外れない様に慎重に油粘土を掃除します。

 

次に置き駒シリコーンのついたまま、通常のシリコーン分割型の製作を行います。注意点としては、置き駒が型の中でずれないように挟み込む様にレイアウトします。

 

置き駒シリコーンが次のシリコーンと癒着しないように、たっぷりとシリコーンバリアを塗布してから注型を行います。明日、反対面の製作に取りかかります。

 

合間に脚部もささっと型作りを済ませてしまいます。