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小説ブログ『破天荒ファミリー』

この物語はある家族の思い出をデフォルメして創造した【破天荒な作り話】です!いやいや実話を誇張したフィクションですって!




不思議な体験


アレは俺が大学の時の話だわ。


俺は大阪の大学から名古屋に帰ってきて、元々の南山の高校の時の仲間と会って旅行するってなったんだわな。


高速のサービスエリアで待ち合わせをしたと思う。一人がカメラ持って来て、その場でフィルムを入れてたわ。


「買ったんか?」「買った!記念写真をまず撮ろう!」ってなり、車の前でまず4人並んだんだわな。


「すみません!写真撮って貰って良いですか?」とカメラのそいつが、通りすがり女の人に撮って貰うよう頼んだんだわ。


よくよく考えたら、そっからが不思議な事が始まっとったんだわな。


皆んなで地図を広げて見て、先ずは宿のある開田高原を目指そうと向かったんだわ。

昔なんか予約とかなく、行った先で宿探すみたいな旅だったわ。


それぞれの車で連なって、何時間か高速を走っとったわ。


その後高速を降りて下道を走っとると、青々と茂った森の木が、段々枯れ木ばっかの道になってきてな。まるで魔女の森みたいな。


周りも段々薄暗くなって来たから、皆んなで車を停めて地図で道を確認したら、迷ったみたいだったんだわな。


全然地図と道が違ってて、どこにいるかも分からんくなったから、人に聞こうとして民家を探そうと辺りを見回したら、窓に光が灯ったある一件を見つけたの。そこまで車を走らせたら…


民家は廃墟で、ただ割れたガラスに夕日が反射してただけだったんだわ〜

アレはゾッとしたな。


怖くなって皆んなで車をまた走らせて、それからシャッターが降りた町に入ったけど、皆んなカーテンの隙間からジィ〜っとこっちを見とるの。

誰か来たわ〜みたいな。変な町だったな〜

まるで映画みたいだったわ。


何とか宿を見つけてその日は寝たけど。

宿屋も何も話さんおっさん一人の宿だったなぁ〜。


次の日朝になり、まぁ変だから帰ろって車を走らせてたら、後ろから白バイが先導した黒塗りの車が数台列をなしてこっちに来たわ。


何だろ?って車を脇に停めて道を譲ったら。


その後部列の黒い車の窓から手を振って来たのが誰だと思う?


つづく☟