~終わり〜 | シェフの365日 CUCINA ITALIANA TAKASHI@六本木 
きっかけは、なんであれ? 分からないもんだなと…
 別に彼とは、一緒に働いた事がないのにね(笑)

 
確か、先週の土曜日?ダッタかな…
片付けも終わり、店を出ようとした時に電話がなりました。
 彼からです。
『もう?帰っちゃいますか?』

『どうしたの?』と聞くと

『これから、届けたい物があるんで、少し待ってて頂けます??』

ん~ 『この後、知り合いの方と飲む約束があるから…少しなら大丈夫だけど~』

って事で、僕は何だろうと思いながらも、待ってました。



20分後、彼が到着。

『すいません…遅くに…  これ、味をみて頂けますか?初めて、握ったんですけど…』 

なんと!!お寿司を持って来ました
彼のお店は、寿司屋さんでは無いのですが~宴会やケータリングの出張パーティなどがあるので、そうゆう仕事も覚えなくてはならないらしい~ ようやくそのポディション、持ち場をまかされるようになりそうで… 練習してるとの事です。

この間、親方に初めて褒めてもらったらしく、その日に持って来たかったのですが、僕のお店がお休み?みたいだったので…
今日、遅くに~スイマセンとの事でした。

 『ん~何で僕のところに、わざわざと…」と聞くと

少し照れながら、『同じ練習して握るんでも、誰かの為だったり、その人の事を思いながら練習した方が楽しくないですか?』 
 ……

『親方にも褒めて頂いたし… 』

『でも、正直に感想を聞かせて下さい…』

 ………






 やられました… 
 
 坊主頭君に…



こうゆうの、食べる前から上手いんです。

グットきちゃいました。

嬉しくて、何だか泣きそうになりました…

お寿司の世界の事は、詳しくは分からないですけど、
真夜中に最高に美味い寿司を食べた気がします。


そして、僕自身も彼から大切な事を改めて教わった夜でした。

~終わり~