2018年10月にスタートした当アカデミーの活動。
あっという間に3ヶ月が過ぎました。
そして、本日の練習が今年の練習納めとなります。
一つの区切りとして、当記事では約3ヶ月の活動を振り返り、改めて私たちコーチが大切にすべきことを確認していきたいと思います。
忘れもしない10月9日
「今日、ここで、ヴォレアスアカデミーの歴史が始まるんだ。」
そんな大それた想いを胸にスタートした第一弾ワークショップ。
どんな子供達が来てくれるんだろう。
どんな表情でスポーツをするのだろう。
どんな変化や成長を見せてくれるのだろう。
子供たちにスポーツの楽しさを伝えられるだろうか。
期待や不安の入り混じった想いを胸にヴィレッジ・バイ・ヴォレアスのアリーナにて、子供達を迎え入れる準備をしていたのを懐かしく思います。
そんな想いを抱きながらスタートしたワークショップですが、私たちコーチにとってそれは「想像を超える空間」となっていきました。
そこは、パワースポット
ワークショップがスタートして最初は無我夢中でコーチングをしていました。
しかし、これまでのコーチング経験だけには頼らない新しい練習やコーチング手法などを実際に取り入れながらの試行錯誤の日々。
正直に言って、うまくいかない部分も多々あったと思います。しかし、私たちコーチがチャレンジをしないで子供達に「チャレンジしようよ!!」とは言えません。
とにかく、毎回の練習で新しいチャレンジをするという目標を立て、一回一回の練習が本当に真剣勝負であったと思います(もちろんこれからも一回一回の練習が真剣勝負です)。
そして、一回一回のワークショップが私たちコーチにとって真剣勝負であると同時に、その空間は私たちにとっての「パワースポット」となっていきました。
私たちのワークショップでは次のような光景を目にします。
子供達が夢中で新しいことにチャレンジする姿。
ゲームに負けて、悔しさのあまりに泣いてしまう姿。
子供達が自分で気がついたことを必死になって言葉にしようとする姿。
できなかったことができるようになったときの子供達の心の底からうれしそうな姿。
こうした光景を何度も目にしていると、自然と自分自身にエネルギーが満ちてくるのが分かります。
こうしてワークショップの場が、たくさんの発見やパワーをもらうことのできる場所となっていきました。
子供たちの特徴
共に成長する
3ヶ月の活動を振り返ってみましたが、私たちコーチは子供達に何かを「与えるもの」以上に「与えられているもの」の方が多いということに気がつきます。
コーチングを通じて、子供達からたくさんのモノを受け取っている。そのことを決して忘れてはいけないことを心に留めておきたいと思います。そして、私たちコーチが子供達に「与えられるもの」が何なのかを日々考えて、いつも子供達の成長のサポートができるような存在でありたいと思います。
子供達と共に成長する。
この姿勢を大切に、今年最後の練習を子供達と一緒に全力で楽しみたいと思います。
もちろん、来年以降もずっとです。
雑賀雄太