2018年10月にスタートした当アカデミーの活動。

 

あっという間に3ヶ月が過ぎました。

 

そして、本日の練習が今年の練習納めとなります。

 

一つの区切りとして、当記事では約3ヶ月の活動を振り返り、改めて私たちコーチが大切にすべきことを確認していきたいと思います。

 

 

忘れもしない10月9日

「今日、ここで、ヴォレアスアカデミーの歴史が始まるんだ。」

 

 

そんな大それた想いを胸にスタートした第一弾ワークショップ。

 

 

どんな子供達が来てくれるんだろう。

 

どんな表情でスポーツをするのだろう。

 

どんな変化や成長を見せてくれるのだろう。

 

子供たちにスポーツの楽しさを伝えられるだろうか。

 

 

期待や不安の入り混じった想いを胸にヴィレッジ・バイ・ヴォレアスのアリーナにて、子供達を迎え入れる準備をしていたのを懐かしく思います。

そんな想いを抱きながらスタートしたワークショップですが、私たちコーチにとってそれは「想像を超える空間」となっていきました。

 

そこは、パワースポット

ワークショップがスタートして最初は無我夢中でコーチングをしていました。

 

しかし、これまでのコーチング経験だけには頼らない新しい練習やコーチング手法などを実際に取り入れながらの試行錯誤の日々。

 

正直に言って、うまくいかない部分も多々あったと思います。しかし、私たちコーチがチャレンジをしないで子供達に「チャレンジしようよ!!」とは言えません。

とにかく、毎回の練習で新しいチャレンジをするという目標を立て、一回一回の練習が本当に真剣勝負であったと思います(もちろんこれからも一回一回の練習が真剣勝負です)。

 

そして、一回一回のワークショップが私たちコーチにとって真剣勝負であると同時に、その空間は私たちにとっての「パワースポット」となっていきました。

 

 

私たちのワークショップでは次のような光景を目にします。

 

 

子供達が夢中で新しいことにチャレンジする姿。

 

ゲームに負けて、悔しさのあまりに泣いてしまう姿。

 

子供達が自分で気がついたことを必死になって言葉にしようとする姿。

 

できなかったことができるようになったときの子供達の心の底からうれしそうな姿。

 

 

こうした光景を何度も目にしていると、自然と自分自身にエネルギーが満ちてくるのが分かります。

 

こうしてワークショップの場が、たくさんの発見やパワーをもらうことのできる場所となっていきました。

 

 

子供たちの特徴

たくさんのパワーを与えてくれる子供達はみんながみんな個性的。それぞれがそれぞれの良さを持っています。
 
まさに「みんな違ってみんないい」状態です。しかし、そんな彼ら・彼女らにも共通するものがあることに気がつきました。それは次の通り。
 
失敗を恐れずチャレンジする
 
何事にも本気。特にゲームになると本気と書いてマジ。
 
自分の考えを言葉にする
 
こうした書いてみると「大人になるにつれて失っていく」ようなものばかりだと思わずにはいられませんでした。自分に当てはめてみると日々の自分の行動や姿勢を反省してしまうようなものばかりです。
 
本当に子供達はすごいと思います。
 
 

共に成長する

3ヶ月の活動を振り返ってみましたが、私たちコーチは子供達に何かを「与えるもの」以上に「与えられているもの」の方が多いということに気がつきます。

コーチングを通じて、子供達からたくさんのモノを受け取っている。そのことを決して忘れてはいけないことを心に留めておきたいと思います。そして、私たちコーチが子供達に「与えられるもの」が何なのかを日々考えて、いつも子供達の成長のサポートができるような存在でありたいと思います。

 

 

子供達と共に成長する。

 

 

この姿勢を大切に、今年最後の練習を子供達と一緒に全力で楽しみたいと思います。

 

もちろん、来年以降もずっとです。

 

 

雑賀雄太

 

 

 

 

 

こんにちは😊

 

 

今日はVOREAS ACADEMYのブログを

書かせていただくことになりました

おすぎこと、杉谷祐磨です😄✨

(今後も登場する、、かも?)

 

 

 

 

 

 

 

今日はいつものおすぎブログと違って

ちょっと真面目なお話になるかもしれません🤤🤤笑

 

 

 

 

 

 

VOREAS ACADEMYを通して

子ども達と一緒に

楽しい!嬉しい!を共有することが

できて本当に幸せです🙌🏻✨

 

 

 

 

 

 

 

僕がVOREAS ACADEMYに

参加して思った事

 

 

 

 

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達が自ら考え

その考えを言葉にして

自分自身を改善したり、仲間に伝える

 

 

すんばらしい機会だなと

しみじみ思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕自身、バレーボールを始めてから

指導者に答えをすぐに

教えてもらっていたので

今でも、自分で考えること

考えを言葉にしたり

よりよい改善点を見つける事が

少し苦手な部分があります。

 

 

 

もちろん!!

今まで僕を育ててくれた指導者の方々を否定しているわけではなく

本当に素敵な指導者に恵まれ

感謝しています☺️✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自ら考え

考えを言葉にする

その言葉で仲間に伝える

 

 

 

 

 

 

大人になるにつれてとても大切な事です。

 

 

学校で習う国語算数理科社会よりも

大切だと僕は思います。

 

 

 

 

 

 

VOREAS ACADEMYは

子ども達の自主性、協調性、向上心を育むことのできる最高の場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

僕達 ACADEMYスタッフは

子ども達の可能性を最大限に引き出して

成長の芽を育んでいきます☺️✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひ、VOREAS ACADEMYに

お越しください😊🙌🏻✨

 

 

 

素敵な仲間と

素敵なコーチが待っています😁👍🏻✨

 

 

 

 

 

 

VOREAS ACADEMYの子ども達、お父さんお母さんの笑顔が

僕の頑張るチカラになるんだなぁ〜☺️✊🏻✨

 

いつもありがとうございます😊

VOREAS ACADEMYスタッフのご紹介

VOREAS ACADEMYスタッフ紹介シリーズ第3弾!短パン小僧のゆうたコーチからバトンタッチを受けたのは、現役バリバリ、おすぎこと杉谷選手です。よろしくお願いします!

 

【氏名】

 杉谷 祐磨(すぎや ゆうま)

 

【愛称】

 チームメイトやサポーターの方から「おすぎ」と親しみを持って呼んでいただいていますが、子ども達からは「おすし」「おはぎ」「おせち」「おしり」などなど呼ばれています☺️まだまだ募集中です🙊

 

【担当コース】

 ・プレ・ベーシックコース

 ・ベーシックコース

 ・バレーボールコース

 

【球歴】

小学4年生時、ふくよかだった私を痩せさせる為に母がバレーボールクラブに入部させる。気づけばバレーボールの虜となり、中学、高校、専門学校、社会人でもバレーボールを続ける。社会人2年目の時、ヴォレアス北海道のセレクションに合格し、入団する。今も夢を追いかけ現役でバリバリ活動中!

 

【メッセージ】

みなさん、こんにちは😊杉谷祐磨と申します!おすぎと呼んでください✌🏻

スポーツを通して、たっくさんの楽しさ、嬉しさ、幸せな気持ちを子ども達と一緒に共有したいと思っております😊

僕の子どもと接する上での信念は「子ども1人1人と親友になること」です。

子ども達の健やかな成長をお手伝いさせていただきます😊

宜しくお願い致します!

 

【SNSアカウント】

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VOREASコーチ紹介

VOREASコーチ紹介シリーズ第2弾!元気印のかなえコーチからのバトンタッチを受けたのは、「熱く冷静に」がモットーのゆうたコーチです。よろしくお願いします!

 

【氏名】

 雑賀 雄太(さいか ゆうた)

 

【愛称】

 「熱く冷静に」がモットーのゆうたコーチ

 

【担当コース】

 ・プレ・ベーシックコース

 ・ベーシックコース

 ・バレーボールコース

 

【球歴・コーチ歴】

小学1年生時、バレーボールを始める。小学5・6年時、中学2・3年時には全国大会に出場。中学3年時には香川県選抜のキャプテンを任される。高校3年生時、国体のメンバーに選出され、リベロとして出場。その後は、一度バレーから離れるが2014年に転機が訪れる。私立英明高等学校の英語教員として採用され、男子バレー部コーチに就任。就任後、同校男子バレー部は春の高校バレー香川県予選での2年連続準優勝という過去最高成績を残す。

 

また部活動指導の傍ら、バレーボール人口の減少に危機感を抱き、バレーボール普及を目的とした“MACバレークラブ”を創設。その後、約4年間クラブ経営と200名超のプレーヤーのコーチングに携わる。

 

2018年3月には教員を辞め、“一度諦めてしまった” バレーボール選手になるという夢を追い求め、30歳でドイツのブンデスリーガ3部への挑戦を決意。家族での移住を視野に入れ、ドイツ・ベルリンに単身で渡る。しかし、渡独後ちょうど1ヶ月して息子が大怪我をし、日本に急遽帰国。バレーボール選手の挑戦を一時断念する。

 

その後、コーチとしての道を歩むため、様々な可能性を模索する中でVOREASと出会う。そして、2018年10月。フィリピン・マニラ市内にて開催されたFIVB 国際バレーボール連盟公認コーチ(レベルI)の研修に参加。実技試験において、50名を超える参加者の中でトップ成績を残して修了。

 

2018年10月より当アカデミーの専属コーチとして活動している。

 

【所有資格】

 ・FIVB 国際バレーボール連盟公認コーチ(レベルI)

 ・英語教員免許(中学)

 ・英語教員免許(高校)

 

【メッセージ】

「楽しくなければスポーツじゃない。」

 

私がスポーツコーチングをする上で最も大切にしている言葉です。私自身、小さい頃からバレーボールを中心にずっとスポーツに関わってきました。 “なぜこうして長い期間スポーツを続けてきたのだろうか?” と考えると、その理由は極めてシンプルで “楽しいから" でした。これ以上の理由は必要ないと思っています。

 

そして、私が考える “楽しい” という言葉には様々な意味が込められています。それは、新しいチャレンジをしてできることが増えるといった「成長」であったり、スポーツをする中でできる仲間との「繋がり」であったり、ゲームに勝ったときの「喜び」であったりします。

 

こうしたスポーツの ”楽しさ” をコーチングを通じて、一緒に共有していきたいと思っています。

 

 

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コーチって何?

 

コーチ(coach)の意味について考えたことはありますか。

 

この言葉から連想するものは人それぞれかもしれません。人によっては「指導」であったり、「アパレルブランドのコーチ」を連想するのではないでしょうか。

 

そこで、実際に辞書を使って調べてみました。

 

【広辞苑】

コーチ(coach)

競技の技術などを指導し訓練すること。また、それをする人。コーチャー。

 

 

なるほど。「コーチ」を「指導」と訳すのは間違いではなさそうです。

では、英和辞典で調べてみるとどうでしょうか。

 

 

【ジーニアス英和大辞典】

コーチ(coach)

▶︎多数のため一部抜粋

名詞:セダン型有蓋自動車、大型4輪馬車、(運動競技・演技など)コーチ、指導員(サッカーやフットボールの)監督、(受験指導専門の)家庭教師。

動詞:〜を馬車で運ぶ。指導する。(チームなど)のコーチをする。

 

 

ここでも「指導」という言葉が目立つので広辞苑で「指導」についても調べてみましょう。

 

 

【広辞苑】

指導

目的に向かって教えみちびくこと。

 

 

3つの辞書で調べてみると様々な意味が出てきました。そこで、せっかくなので "coach" の語源にまで遡ってみたいと思います。

 

コーチの語源は馬車

 

コーチという言葉が英語の ”coach” として使われるようになったのは遡ること16世紀。「自家用四輪馬車」のことを指して使われるようになったのが始まりとされています。

 

その後「目的地まで馬車で大事に送り届ける」という意味の動詞として使われるようになったようです。

 

さらに時が経ち、1840年代になると「受験指導専門の個人のための家庭教師」という意味で使われ始めました。それは、教師が個人の能力に合わせて指導をする方法を”目的地まで馬車で大事に送り届ける”ことに例えたところに由来しているようです。

 

そして、現在のスポーツシーンで使われる "コーチ"という言葉 は、一般的に「スポーツの技術などを指導し訓練すること」と理解されているように思います。

 

VOREAS ACADEMYの考える”コーチ”とは

 

先述したように、一般的な "コーチ” の意味するところは辞書を見て、十分説明できるかもしれません。

 

しかし、辞書の説明だけでは

 

VOREASコーチはどんなコーチングを目指しているのか?

 

という問いには答えるには不十分です。

 

 

そのため”VOREASコーチの目指すコーチングが何なのか?”この問いに対してシンプルな言葉で答えられるようにしたい。ずっとそう考えていました。

 

そんなとき、VOREASコーチが目指すべきコーチングをとてもシンプルに言語化している言葉との出会いがあったのです。

 

それがこの言葉。

 

 

You cannot teach a man anything, you can only help him find it within himself.

人にものを教えることはできない。 みずから気づく手助けができるだけだ。

 

Galileo Galilei ガリレオ・ガリレイ(1564年~1642年)

 

 

地動説を唱え、世間からは異端児とされていたガリレオ・ガリレイの言葉でした。そんな彼によって、数百年以上も前である15世紀に語られた言葉です。

 

 

そして、私たちはこの言葉を次のように解釈しています。

 

私たちコーチが教えることができるものはほんの少しのことだけである。だからこそ、教えようとしてはいけない。そもそも教えることができるという奢りが子供たちの成長を阻害してしまう。

子供たちは自らの体験を通して、気がつき、そして成長していく。そのプロセスのサポートを最大限することがVOREASコーチの役割である。

 

 

問うコーチ。問われる子供。

 

私たちのアカデミーでは度々、練習をとめてコーチと子供が対話する場面が見られます。

そうした場面を一つご紹介します。

 

 

(バレーボールの2対2の試合で子供の間にボールが落ちたタイミングで)

 

 

コーチ:ボールが落ちたけど、どっちのボール?

 

AくんとBさん:(顔を見合わせて)う〜ん。えっと・・・

 

コーチ:OK。30秒で話し合って考えてみて。

 

Bさん:(コートを指でなぞりながら)こっちから、こっちは私、そっちがAくんね。

 

Aくん:ここから、ここまでだね。わかった。あと、ボールが来る時にとるほうが声出すようにしよう。

 

Bさん:わかった。いいよ。

 

コーチ:終了〜。次はボール落ちない?大丈夫?

 

AくんとBさん:OK!

 

コーチ:よし、じゃ〜試合開始!

 

 

(再び、2人の間にボールが落ちる)

 

 

コーチ:また落ちてしまったな〜。さっき話した内容ってどんなん?さっき話した内容でボールは落ちないようにできる?

 

Aくん:さっき話したのは守備範囲を決めて、あとボールとる方が声を出すようにするってこと。

 

コーチ:なるほど。じゃ〜もうちょっと話して、絶対ボールが落ちない方法を考えてみてくれる?

 

(AくんとBさんの話し合いが再度スタート)

 

 

「問い」から生まれるもの

 

You cannot teach a man anything, you can only help him find it within himself.

人にものを教えることはできない。 みずから気づく手助けができるだけだ。

 

私たちVOREASコーチは、ガリレオ・ガリレイの言葉にあるように、子供達が「みずから気づく手助け」が何かを日々考えています。そのための一つの手段が、先に紹介した場面でのやりとりのように、ひたすら子供たちに「問う」ということです。そして、子供たちには問いに対する答えを考え、言語化してもらいます。

 

問いに対して自分の答えを出して自分の言葉で答える→実際にやってみる→うまくいかなければ再度やり方を変えてやってみる

 

この一連のプロセスが「気づき」に繋がる。ひいては子供達の成長に繋がるものだと考えています。

 

雑賀雄太

日本人の根底にある武士道という精神性

剣道。柔道。空手。なぎなた。

 

日本に古くから根付いているこれらの武道。

 

こうした武道は、もともと勝敗が生死に直結するということもあり「勝利至上主義」にならざる負えないという性質があります。こうした性質からも、道を極めることを目的とした「修行する」という概念が存在し、その過程には厳しさや苦しみ、我慢がつきものであると理解されているように感じます。

 

こうした歴史的背景を持つ日本人の精神性は、海外から賞賛される側面も多く、海外からは「武士道」「サムライ」などといった言葉で賞賛されることがあります。

 

「武士道」による弊害

時代の流れとともに、これまでに海外からは様々なスポーツが日本に輸入されてきました。そして、こうして輸入された「新しいスポーツ」に対し、日本人は思想の根底にある「武士道」をベースにして取り組んできたという歴史があることを忘れてはいけません。

 

この「武士道」の精神性をベースにスポーツに取り組んできたことで、生まれたメリットも多かったと考えることもできます。

 

バレーボールを例にあげるとすれば、「プレーの正確性」という点において、日本は世界的に見ても高い水準を保ってきたように思います。寸分の狂いもないパスやレシーブ、正確なトスなど、世界からも「その点」については評価を得てきたように思います。

このような評価を得ることができているのも、反復して同じプレーを何度も繰り返す「修行」のような練習に耐えることができるという、武士道に起因する日本人の特性が現れているのかもしれません。

 

しかし、最近では「武士道」による弊害といったものが露骨に表面化していきているという事実も忘れてはいけません。

 

勝利至上主義。指導者による体罰。科学的根拠を持たない根性論的過度な練習とそれに伴う怪我や障害…

 

挙げだすとキリがありません。

 

 

「武道=スポーツ」ではない

しかし、ここで改めて考えないといけないことがあります。

 

それは、「武道はスポーツとイコールではない」ということです。

スポーツの語源を遡ると、ラテン語の「deportare」です。 この語は「日々の生活から離れる、すなわち、気晴らしをする、休養する、楽しむ、遊ぶ」といったことを意味しています。

 

つまり、スポーツは生死をかけて戦う「武道」とは似て非なるものであるということです。

 

スポーツの本質は楽しむことにある。プレーヤーが、コーチが、そしてその他の関係者すべてが、この「楽しむ」といったスポーツの本質を忘れてしまうと、もはや「スポーツがスポーツではなくなる」といった事態が起こってくるのではないでしょうか。

 

みんな、スポーツの「ゲーム」が好き

スポーツは楽しい」という本質に立ち戻ってみると、どのようにスポーツと向き合えばいいのかがはっきりと見えてきます。

 

多くの日本人の感覚としては「練習に練習を重ねて、その成果を本番の試合(ゲーム)で発揮する」

 

このような考え方が一般的かもしれません。しかし、今一度「スポーツは楽しい」という本質に立ち返ってみてください。

 

 

「ゲーム」と「練習」。どちらのほうが「楽しい」でしょうか?

 

 

これは、もはや愚問かもしれません。

 

 

「ゲーム」が楽しいに決まっています

 

 

おそらく「練習」のほうが楽しいという人はいないでしょう。しかし、実際のスポーツ現場ではどうでしょうか。

 

練習9割、ゲーム1割」みたいなところが多いのではないでしょうか。

 

スポーツは楽しむものなのに、一番楽しいところ(ゲーム)はほとんどしない。

逆に「修行」にも似た単調でつまらない「練習」を繰り返しているようなことはないでしょうか。

 

日本式の「型」練習

引き続き、バレーボールを例にとって話を進めていきましょう。

 

バレーボールクラブで見られる光景でよくあるのが、コーチがひたすら同じポイントにボールをマシンのように出して、そのポイントに規則正しくプレーヤーが一定の感覚で走り込んできて、そこにどのプレーヤーもまったく同じフォームで、ひたすらレシーブを繰り返すというものがあります。

 

この練習を繰り返せば、確かに「この練習」に関するプロフェッショナルプレーヤーを育成することはできるかもしれません。

 

しかし、残念ながら「同じ人が、同じ場所から、同じ場所に、同じスピードでボールを打ってくる」といったことは試合中に100%起こりえません

 

にも関わらず、こうした練習をひたすら繰り返すチームが多く存在しているのは事実です。

 

果たして、このような練習ばかりの繰り返しで、ゲームという不確実性に満ちた状況下で良いプレーをする選手を育成することができるでしょうか。

 

おそらく難しいのではないでしょうか。

 

「ゲーム」の学び→「練習」にフィードバック

スポーツの本質を見つめ直し、ゲームの中で大活躍できるプレーヤーを育成するには、どうすればいいのでしょうか?

 

 

スポーツを楽しみ、試合で勝てる選手を育成するにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

その答えは至ってシンプル。

 

ゲームをするしかありません

 

ゲームという常に何が起こるか分からない状況下では、プレーヤーは常に自分の頭で考えてプレー(行動)することを強いられます

 

 

どうすれば、相手のスパイクを拾えるのだろうか?

 

どうすれば、自分のスパイクを決めることができるのだろうか?

 

どうすれば、相手チームに勝てるのだろうか?

 

 

自分で考えたことをゲームの中で、試しては失敗して、改善して試す。この繰り返し

 

そして、ゲーム中に出てきた自分の課題や改善点をしっかりと「練習」にフィードバックすればいいのです。

 

 

他人に与えられた課題自分で考えた自分に対する課題

 

 

どちらのほうが「夢中」で取り組むことができるでしょうか。

 

答えは明白でしょう。

 

 

「夢中」に勝るものはない

私自身コーチングをしていて、プレーヤーの「夢中」になった顔を見られるのは間違いなくゲーム中です。彼ら、彼女らの表情を見れば一目で分かります。

 

夢中」になった顔をしているときの、彼ら、彼女らの能力は最大限発揮されているように感じます。

 

 

もちろん、ただゲームだけをしていれば良いという話ではありませんが、私たちコーチはプレーヤーにどれだけ「夢中」の瞬間を創り出すことができるのかを突き詰めていく必要があるように感じます。

 

当アカデミーでは、「型」造りに終始するような練習ではなく、「夢中」を生み出すゲーム体験と、ゲーム経験がフィードバックされた練習機会を創り出せるようしていきたいと思います。

 

雑賀 雄太

 

 

 

プレ・ゴールデンエイジって何?

ゴールデンエイジ

 

10歳〜12歳までの神経型の発達が著しいとされる時期。

 

子供の運動神経を伸ばすためにはどうすればいいのか?

 

こうした話になると必ず出てくるキーワードです。多くの方が一度は耳にしたことがあるかもしれません。その重要性については様々な場面で語られることがあります。

 

しかし、「プレ・ゴールデンエイジ」となるとどうでしょうか?

聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、プレ・ゴールデンエイジとは何か?

 

“ゴールデンエイジ期(10歳〜12歳)の前段階にある時期を総じて「プレ・ゴールデンエイジ」期と呼んでいます。プレ・ゴールデンエイジ期の定義は様々ありますが、ここでは3歳〜9歳の期間として考えます。”

 

当記事ではプレ・ゴールデンエイジに焦点を当てて考えていきたいと思います。

 

スキャモンの成長曲線から分かること

まずは、下記グラフをご覧ください。

このグラフは、かの有名なスキャモンの成長曲線と呼ばれているもの。一般型、神経型、リンパ型、生殖型と分けられていますが、ここでは運動神経・能力についての話となりますので、「神経型」に注目していきましょう。

 

まず、どの時期が最も「神経型」の発達が著しいと思いますか?

 

イメージだけで言うと、ゴールデンエイジ(10歳〜12歳)が「神経系」の発達が最も著しいと思われるかもしれません。

 

しかし、そうではないのです。

 

グラフを見ていただくと、生まれてから5歳までの「神経型」の伸び率が、他のどの時期と比べてみても格段に高いことが分かっていただけるかと思います。また、さらに特筆すべきことは5歳時点で「神経型」の発達が80%終了しているということです。

 

つまり、就学前(プレ・ゴールデンエイジ期)における「神経型」の発達を促すためのアプローチが極めて重要であるということをこのグラフは示唆しています。

 

※神経型の発達時期については±3歳程度の個人差があると言われています。

 

就学前にはたくさんの遊び体験と運動経験を

では、就学前(プレ・ゴールデンエイジ期)に「神経型」の発達を促すには何が必要なのか?

 

遊びと運動を通じて、様々な動作を体験することが最も重要です。「走る」「投げる」「跳ぶ」の基本動作を中心に、全身を使って多様な動きを経験することが有効と言えます。

 

そして、同時にとても大切なことは子供自身が運動することが楽しい・好きといった気持ちを持てるような環境を大人が用意してあげることだと言えます。

 

幼児期の運動習慣が生涯の健康に影響を与える?!

上記のツイート中にあるように、幼児期に身につけた運動習慣は、単に短期的健康状態に寄与するといったものではありません。

幼児期に獲得した運動習慣は生涯に渡って影響を与えます。高齢になっても適切な運動習慣を持ち続けることで、健康な状態での生活を実現させることができ、より幸せな人生を長く生きることができます

 

 

人生で一度しか訪れることのない数年間である幼児期をどのように過ごすのか。

 

 

このことが、将来の子供たちの幸せに大きな影響を与えるということを、大人である私たちはよく考えていく必要があります。

 

雑賀雄太

VOREASコーチ紹介

本来であればもう少し早いタイミングでコーチの紹介をすべきであったと深く反省しています。しかし、今年中には!ということでVOREASコーチの紹介をしていきたいと思います。第一弾は、元気印の「かなえコーチ」からご紹介していきたいと思います。

 

 

【氏名】

 雑賀 香苗(さいか かなえ)

 

【愛称】

 夢を叶える、かなえコーチ

 

【担当コース】

 ・プレ・ベーシックコース

 ・ベーシックコース

 ・バレーボールコース

 

【球歴】

小学3年生時、バレーボールを始める。中学生まではまったくの無名であったが最後の大会でスカウトされ、名門の香川県立高松北高等学校バレー部へ入部。高校時代は、春高バレー・インターハイ・国体と、すべてのビッグマッチにおいて3年間連続で全国大会に出場。2年次のインターハイでは全国大会の準決勝に進出。同高卒業後は、JT マーヴェラス女子バレー部に入団。1999年〜2006年の間、リベロとして活躍。引退後は、ビーチバレーボール競技に転向し、香川県代表として国体にも出場した経験を持つ。

 

【コーチ歴】

現役引退後、バレーボール少年団のコーチを務める。2014年には、指導普及を目的とした”MACバレーボールクラブ”の立ち上げに関わる。そこでは、小・中学生を対象にヘ ッドコーチとして約4年間で200名超のプレーヤーの育成に携わった。2016年には、香川県バレーボール協会主催の幼児・小学生低学年を対象とした”キッズバレーボール教室”のヘッドコーチとして、年間を通じて開催される教室の企画・運営を担当した。2018年10月より当アカデミーの専属コーチとして活動している。

 

【所有資格】

 ・日本バレーボール協会公認指導員

 ・健康運動実践指導者

 

【メッセージ】

私がコーチングする上で大事にしていること。それは、最新の情報を取得し、子供達のチャレンジを最大限応援することです。自分の大好きなスポーツコーチングを通じて、子供たちの可能性を広げるサポートをしたいという想いで北海道まではるばるやって来ました。

「心と身体。自分と仲間。」これら全部を繋げてくれる『スポーツ』に大きな魅力を感じています。

新しいことに常にチャレンジし、試行錯誤を繰り返しながら、子供達自身が未来を切り開いていくためのサポートを全力で行います。

 

【SNSアカウント】

▶︎twitter

▶︎facebook

 

 

小学3年生〜中学2年生を対象に、バレーボーラーに求められる基礎能力と基本的な考え方を身につけるための「バレーボールコース」を開講します。

当コースでは、将来活躍できるバレーボーラーの育成を目的としたプログラムを実施します。

 

【開講期間】

・12月4日(火)〜終了時期未定

 

 

【コースについて】

●対象

・小学3年生〜中学2年生

 

●実施日

・火曜日(17:30~19:00)

・土曜日(10:00~11:30)

 

●コース概要

5年、10年、15年後。長期的な視点での成長と将来的に活躍できるプレーヤーを育成することを目的にしたコースです。年齢や性別だけでグループ分けをせず、各々のプレーヤーが最も「伸びる」環境で練習します。あらゆるポジション・プレーを経験し、プレーヤー全員に十分な練習機会を提供します。

 

●コース特長

《最も「伸びる」環境のもとで》

・本コースでは「年齢」「性別」といった基準だけでグループ分けをしません。各プレーヤーが最も「伸びる」環境が何かを考慮してグルーピングを行い、練習します。体格や体力、バレーボールの習熟度などを総合的に鑑みて、都度グルーピングを行い、各々のグループに適した練習プログラムを実施します。

 

《全ポジションとプレーを経験》

・「ポジションの固定化」「プレーの制限化」からの脱却を測ります。「背が高いからブロックとスパイクだけしていればいい。」「背が低いからレシーブだけしていればいい。」こうした考えを完全に排除します。全員がレシーブにスパイク、ブロック。そしてセッターの練習もします。バレーボールのすべてのプレーを学びます。

 

《成長段階に応じたコーチング》

・心身の発達段階やバレーボールの習熟レベル。これらは各プレーヤーによって大きく異なります。本コースでは、個々の成長段階に応じたコーチングを行います。それぞれの成長段階において最も効果的だと考えられる練習プログラム・トレーニングを計画し、実践します。

 

 

【参加費】

・お一人様 500円/1回あたり

※WORKSHOP未経験者は、初回無料体験となります。お気軽にご参加ください。

※現金でのお支払いのみとなります。

 

 

【お友達紹介キャンペーン】

・お友達をご紹介いただいた方に、VOREAS WORKSHOPへの無料クーポンを一枚プレゼントします。

※紹介を受けた方は、お申込みフォーム「ご紹介者様氏名」欄にご紹介者様のフルネームを入力してください。

※ご紹介者様は当WORKSHOPへの参加経験の有る方に限ります。

 

 

【持ち物】

・シューズ・飲み物・着替え・タオル

 

 

【活動保険】

・活動中の怪我などに対応できる保険に加入しております。

 

 

【会場】

・Village by VOREAS pippu base arena(旧比布中学校体育館)

※住所:北海道上川郡比布町北2線8号

 

 

【駐車場】

・Village by VOREAS pippu base駐車場(旧比布中学校駐車場)

※駐車場内の盗難・事故等は一切の責任を負いません。

 

 

【講師】

●氏名:雜賀 香苗(サイカ  カナエ)

●経歴:高校時代、バレーボール競技の春高、国体、総体に3年連続で全国大会出場。2年次にはインターハイで全国準決勝進出。同高卒業後は、JT マーヴェ ラス女子バレー部に入団。1999年〜2006年の間、リベロとして活躍。2014年、指導普及を目的としたバレークラブの立ち上げに関わり、小・中学生を対象にヘ ッドコーチとして約4年間で200名超のプレーヤーの育成に携わってきた。日本バレーボール協会公認指導員。健康運動実践指導者。

 

●氏名:雑賀 雄太(サイカ  ユウタ)

●経歴:中学3年、高校3年生時、バレーボール競技の香川県代表チームに選出。その後、一度バレーから離れるが2014年、高校の英語教員となり男子バレー部のコーチに就任。就任直後から春の高校バレー香川県予選で2年連続準優勝。同年、バレー普及を目的としたバレークラブを創設。その後、約4年間クラ ブ経営と200名超のプレーヤーのコーチングに携わる。2018年10月、フィリピンにて FIVB 国際バレーボール連盟公認コーチ(レベルI)を取得。

 

 

【お申込み方法】

・LINE@からお申し込みください。※2回目以降の参加申し込みは不要です。

 

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3.スタッフより返信します。お申込みを完了させるため、返信メッセージ内のURLをクリックし、表示されるお申込みフォームに必要事項を入力の上、送信してください。

※参加を希望するWORKSHOPの前日までに申込みを完了してください。

小学生を対象に、ゴールデンエイジ期、特に発達の著しい神経系の能力を伸ばすための「ベーシックコース」を開講します。

当コースでは、様々なスポーツの要素を取り入れた運動プログラムを実施します。

 

【開講期間】

・12月6日(木)〜終了時期未定

 

 

【コースについて】

●対象

・小学1年生〜小学6年生

 

●実施日

・木曜日(17:30~19:00)

・日曜日(10:30~12:00)

 

●コース概要

「様々なスポーツ経験を通じて運動能力を伸ばしたい。」「将来、スポーツ選手として活躍したい。」このような希望にお応えするコースです。多種目スポーツや運動プログラムを通じて、運動能力の向上はもちろんのこと、コミュニケーション能力や自己表現能力の向上も目的とするコーチングを行ないます。

 

●コース特長

《様々なスポーツ競技を経験》

・「ゴールデンエイジ」と呼ばれる、特に神経系の発達が著しい時期のお子様が対象のコースです。多種目のスポーツに取り組むプログラムを計画し、実践することで、全身の筋肉や神経をくまなく使えるようにしています。バランスよく全身を鍛えることで、怪我をしにくい体をつくることができます。

 

《スポーツで繋がる》

・スポーツ活動の中では、他者とのコミュニケーションが生まれやすくなります。さらにチーム競技となるとそのコミュニケーションの深度はより深いものとなります。本コースでは、子供同士のコミュニケーションを促進させるようなコーチングを常に心がけ、またそうした仕組みをプログラムの中に組み込んでいます。スポーツを通して豊かな人間関係を築くことができます。

 

《考動力を育みます》

・本コースでは、指示や説明を最低限度にしてコーチングを行います。「すぐに教える」のではなく「子供たちに問いかける」ことを大切にします。子供たちは何度も「トライ&エラー」を繰り返すことで「考動力」を身に付けていきます。また、練習中に子供同士が話し合う機会を多くつくることで、自主性や問題解決能力を養います。

 

 

【参加費】

・お一人様 500円/1回あたり

※WORKSHOP未経験者は、初回無料体験となります。お気軽にご参加ください。

※現金でのお支払いのみとなります。

 

 

【お友達紹介キャンペーン】

・お友達をご紹介いただいた方に、VOREAS WORKSHOPへの無料クーポンを一枚プレゼントします。

※紹介を受けた方は、お申込みフォーム「ご紹介者様氏名」欄にご紹介者様のフルネームを入力してください。

※ご紹介者様は当WORKSHOPへの参加経験の有る方に限ります。

 

 

【持ち物】

・シューズ・飲み物・着替え・タオル

 

 

【活動保険】

・活動中の怪我などに対応できる保険に加入しております。

 

 

【会場】

・Village by VOREAS pippu base arena(旧比布中学校体育館)

※住所:北海道上川郡比布町北2線8号

 

 

【駐車場】

・Village by VOREAS pippu base駐車場(旧比布中学校駐車場)

※駐車場内の盗難・事故等は一切の責任を負いません。

 

 

【講師】

●氏名:雜賀 香苗(サイカ  カナエ)

●経歴:高校時代、バレーボール競技の春高、国体、総体に3年連続で全国大会出場。2年次にはインターハイで全国準決勝進出。同高卒業後は、JT マーヴェ ラス女子バレー部に入団。1999年〜2006年の間、リベロとして活躍。2014年、指導普及を目的としたバレークラブの立ち上げに関わり、小・中学生を対象にヘ ッドコーチとして約4年間で200名超のプレーヤーの育成に携わってきた。日本バレーボール協会公認指導員。健康運動実践指導者。

 

●氏名:雑賀 雄太(サイカ  ユウタ)

●経歴:中学3年、高校3年生時、バレーボール競技の香川県代表チームに選出。その後、一度バレーから離れるが2014年、高校の英語教員となり男子バレー部のコーチに就任。就任直後から春の高校バレー香川県予選で2年連続準優勝。同年、バレー普及を目的としたバレークラブを創設。その後、約4年間クラ ブ経営と200名超のプレーヤーのコーチングに携わる。2018年10月、フィリピンにて FIVB 国際バレーボール連盟公認コーチ(レベルI)を取得。

 

 

【お申込み方法】

・LINE@からお申し込みください。※2回目以降の参加申し込みは不要です。

 

1.VOREAS ACADEMY  LINE@にお友達登録。

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2.「ベーシック参加希望」とメッセージをお送りください。

3.スタッフより返信します。お申込みを完了させるため、返信メッセージ内のURLをクリックし、表示されるお申込みフォームに必要事項を入力の上、送信してください。

※参加を希望するWORKSHOPの前日までに申込みを完了してください。