おんどとりとHEMSで測ってみよう! -68ページ目

おんどとりとHEMSで測ってみよう!

地元HMで建てたおうちのいろんなことを測ってみます。

新居での初めての新年を、無事に迎えることができました。

暖かいおうちで温かい風呂に入って、新年を過ごすことができるというのは、地味ですが、とても幸せな感じがします。(‐^▽^‐)

そのお風呂なんですが、レオ宅についているのはTOTOのサザナ”というお風呂です。
TOTO 戸建用システムバスルーム サザナ Tタイプ 1620サイズ


楽々ホームでおうちを建てる際は、他にクリナップとYAMAHAが選べたのですが、シャワーと蛇口のカッチリ感からTOTOを選びました。(^~^)

さて、どこのお風呂メーカーもうたっているのが、”バツグンの保温効果”、”~時間たっても冷めない”といった、高い断熱性能です。

レオ宅のTOTOサザナも、魔法びん浴槽というネーミングで"4時間後の温度低下が2.5℃”とうたっています。
確かに、風呂のふたを閉めておくと、翌朝のお風呂はまだ暖かいです。クマちゃん温度計の読みで、36℃あります。


え、36℃?

下がらなさすぎじゃないの?

もしかして、エコキュートがなんかしてる?


…なんだか、様々な疑問が湧いてきました。

ここは、おんどとりの出番です。
お風呂に沈めて、温度を測ってみることにしました。


しかし、レオ愛用のおんどとりeaseは防水ではありませんので、そのままでは沈めることはできません。
そこで、こんなグッズを用意しました。


ジップロック(風の100均製品)とビニールテープです。
これを使って、おんどとりを完全密封します。



二重にジップロックに入れ、それぞれのジップ部分をビニールテープで密閉します。
レオの少ないおこずかいで買ったおんどとりですから、水没しないように、それはもう厳重にビニールテープ処理します。(;°皿°)

水面に浮いては正確な測定ができないので、おもりとして、防水ライトを一緒に入れます。
また、水面付近と底付近の温度を測るため、一方のおんどとりには、”ひも”をつけます。
このひもをお風呂の排水溝に引っ掛けて浮かび上がらないようにします。



準備はできました!

家族みんながお風呂に入った後、そ~っと、おんどとりをセットします。



レオ宅のお風呂の温度は、湯張り時で約40℃です。追い炊きしないので、クマちゃん温度計読みで約39℃からのスタートです。

そして、翌朝、外側のジップロック内に少々浸水があったものの(;´▽`A``オイオイおんどとりを無事に回収することができました。


早速、結果をグラフにしてみます。



きれいに、直線を描いて、お湯が冷めていくのがわかります。
実は、エコキュートには”凍結防止のための水循環機能”というのがあり、もしかするとその際に熱をロス、あるいは熱を加えられているのではないか?という疑問があったのですが、どうやらそれはなさそうです。
つまり、得られた結果のグラフは、単純にお風呂が冷める過程をとらえていると思われます。

では、どれくらいの早さで、お風呂は冷めるのでしょう?


先ほどのグラフに近似直線を加えてみました。
その”傾き”こそが、お風呂の冷める早さです。
”傾き”は、お風呂の水面近くで-7.1776℃/日、底近くで-8.2164℃/日、平均で-7.697℃/日でした。これが1日あたりですから、4時間では、7.697×4/24=1.28℃になります。
これをTOTO風に表現すると、
「4時間後の温度低下はわずか1.28℃でした。」
ということになります。

おー。(⌒¬⌒*) さすが魔法びん。
カタログの温度低下2.5℃より優秀じゃないか。
すげー。( ̄ー ̄)




ん?
ちょっと待てよ?
TOTOのカタログには”ユニット周囲温度10℃”の場合と書いています。
一方、レオ宅の風呂場の室温は平均で22.3℃でした。
レオ宅は全室暖房で、風呂場も暖かいのです。

ということは、その分を換算して考えなくちゃだめなんじゃないの?(@Д@;

一度立ち止まって、一から整理して考えてみます。

熱伝導の公式によると、移動する熱量は物質間の温度差に比例します。

そして、一方の物質の温度変化もまた移動した熱量に比例します。

以上から、お風呂のお湯の温度低下の早さは”お湯の温度と風呂場の室温の差”に比例することが分かります。
厳密には、微分方程式というのを解かなくてはならないのですが、温度変化がそれほど大きくなく、実測値も直線だったので、温度差を一定として考えてみます。

お湯の平均温度が37℃ですから、周囲温度が22.3℃のときの温度差は14.7℃、周囲温度が10℃のときの温度差は27℃です。
この温度差に、お湯の冷める早さは比例するわけです。

なので、周囲温度22.3℃のときの「4時間後の温度低下は1.28℃」を、周囲温度10℃に換算すると、こうなります。
1.28/(10/22.3)=2.4
つまり、周囲温度10℃であれば、「4時間後の温度低下は2.4℃」だと推測できます。

…ほぼカタログどおりなのが確認できました。

なんか、直線100mダッシュしたつもりが、グランド1周して、スタート地点に戻ってきた気分です。(;´Д`)ノ

結論らしいことをあえて言えば!
「お風呂場を暖めておくと、お湯の温かさも長持ちしますよ!」

冷めにくいお風呂を実現するためには、高性能のバスタブをつけるだけではだめで、全館(全室)暖房にすることが大事なんですね。

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