アウシュビッツ収容所から生還した

心理学者フランクルの著書

 

『それでも人生にイエスと言う』に

次のようなエピソードが紹介されています。

 

自らの死が数時間後に迫ったことを悟った患者が、

自分の治療のために、医者や看護師が

安眠を妨げられないように、

医者や看護師を気遣う。

 

フランクルは、この患者を評して

 

「すばらしい業績。職業上の業績ではないが、

 人間らしい無比の業績。

 どんなにすばらしい職業上の業績も、

 死ぬ数時間前のふるまいにあらわれている

 業績にはかなわない。

 さりげないけれども、人間らしい業績」

 

これは、フランクルの言う「態度価値」です。

 

「態度価値」とは

どのような困難な状況にあっても

どういう態度を取るのかが

その人の価値を決めるというものです。

 

私も、この「態度価値」を大切に

生きていきたい。

 

自分のモラハラが原因で離婚されてしまい

家族を失ってしまったけど、

元妻や子供達のために、

生活は苦しいが、

養育費や慰謝料をしっかり支払おう。

 

会社で降格人事を受けても、

他者と協力しながら、なすべきを成そう。

 

離婚や降格はとても辛い状況ではあるが、

このような辛い時に、

私がどのような「態度」をとることが出来るのか。

 

態度価値を大切に生きていこう!