末期癌の友が、毎日
死ぬ練習をするようになったと言う。
その練習とは
「今日が最後だと思い、
一瞬一瞬を丁寧に生きること」
そして、「丁寧に生きる」とは、
たとえば下記のようなものらしい。
朝、布団からの起きる際、
自分の身体の動きと体重を丁寧に感じ、
丁寧に一歩一歩踏みしめて歩き、
水が喉を通る感覚を丁寧に味わう。
丁寧に朝食を作り、丁寧に味わう。
丁寧に食事を作るためには、
買い物にもこだわる。
しっかり大地のエネルギーを吸った
野菜を食べたいと思う。
また、動物や野菜の生命を
頂くという意味で、
とても野蛮なことをしているとも
感じるらしい。
私は、自分のモラハラが原因で
妻から離婚されてしまい、
落ち込むことも多いが、
この末期がんの友の言葉はひびいた。
私は、一日一日を丁寧に生き、
しっかり働き、元妻や子供のために
養育費をちゃんと払おう。
それが、元モラ夫の私が
丁寧に生きるということだと思う。