私は、

小さな男の子がいる

中国人家族がやっている

中華料理屋さんが

お気に入りでよく行きます。


その男の子は、

ようやく歩けるように

なったばかりの

1才くらいだと思うのですが、

神経質なのか、すぐ泣きます。


中国人の夫婦は、

男の子が泣いても、

まったく怒りません。


客がいても、

お店が忙しくても、

子供を怒りません。


怒るどころか、

子供をだっこして、

料理を運んだりしています。


商売より、

子供優先という感じです。


客も、みんなニコニコ、

その様子を見ています。


私が感じるのは

中国人夫婦に


子供を泣かせて

客に迷惑をかけてはいけない


という固定観念が

感じられないことです。


アドラー心理学では

その人固有の考え方を

ライフスタイルといいます。

 

 



 

 

私は

子供のころ

人に迷惑をかけると

とても厳しく怒られたので、

大人になっても、

そのような見方を

無意識にしてしまいがちです。


中華料理屋さんの

1才の男の子が

客のいる店内で泣くと、

親から怒られてしまうのでは…

とドキドキしましたが、

その中国人夫婦は、

まったく怒ることは

ありませんでした。


お腹も心を満たされる

中華料理屋さんです。