アドラー心理学では、

相手を傷つけ、

生きる自信を

無くしてしまうような行為を

「勇気くじき」と呼んでいます。

 

勇気くじきには、

大きく4つの特徴が

あるそうです。

 

前々回は、

1 つ目の特徴

「ダメ出し」、

 

相手の否定的な

側面ばかり見て、

ダメな点を指摘する

(ダメ出し)

 

前回は2つ目の特徴

「減点主義」、

完全である状態を押し付けて、

未達成な、部分にしか声をかけない。

(減点主義)

 

について

ご説明させて頂きました。

 

↓本で学びました。

 

今回は

3つ目の特徴

「恐怖による動機づけ」

についてご説明させて頂きます。

 

恐怖で人を動かそうとする

(恐怖による動機づけ)

 

私は、

このことを

よくやっていました。

 

家族における家長として、

仕事におけるリーダーとして、

恐怖を利用して

統率することは

問題どころか、

大切なことであるような

気さえしていました。

 

この感覚は、

そう遠くない最近まで、

多くの人が感じていた

のではないでしょうか?

 

少し前の

偉大と言われた

スポーツ指導者の中には、

体罰や叱責などの

恐怖を使って、

選手を指導し、

優秀な成績を残す

スポーツ選手を

育成していた人が

かなりいたと思います。

 

また、

学校の先生でも、

そのような指導をする人は、

学校には必ず

いたような気がします。

 

そのような先生は、

よく生活指導を担当し、

校内で一目置かれ、

尊敬の眼差しさせ

向けられていたような

気がします。

 

この急激な変化は、

時代が進化したと

言えると思います。 

 

人類、社会としては、

望ましい進化だと思います。

 

しかし、私は、

その変化に乗り遅れ、

元妻に 

 

不機嫌な態度、

険しい威圧感を与える表情、

暴言

 

などにより、

元妻に恐怖感を

植えつけてしまいました。

 

こうして、

元妻は

本来の自分らしさを

失いかけましたが、

自分と子供達のために、

私を捨て、

離婚する決断を

したのだと思います。