アドラー心理学では、

相手を傷つけ、

生きる自信を

無くしてしまうような行為を

「勇気くじき」と呼んでいます。

 

勇気くじきには、

大きく4つの特徴が

あるそうです。

 

前回は、

1つ目の特徴

「ダメ出し」について

ご説明しました。

 

相手の否定的な

側面ばかり見て、

ダメな点を指摘する

(ダメ出し)

 

今回は2つ目の特徴

「減点主義」についてご説明します。

 

↓本で学びました。

 

完全である状態を押し付けて、

未達成な、部分にしか声をかけない。

(減点主義)

 

私は、

自分に甘く、

他者に厳しい、

最悪のタイプの人間でした。

 

自分にも完全な状態を

強いているならまだしも、

相手にだけ、

完全な状態を

押し付けていました。


どうしようもない

幼稚な自己愛人間でしたね…。

 

また、

私が育った環境が減点主義で、

加点主義、

つまり

 

相手を褒めたり

感謝したり

 

というコミュニケーションに

接する機会が少なかっため、

加点主義で

他者とコミュニケーションを

取ろうとしても、

どうしていいか

分かりませんでした。

 

それに対して、減点主義は、

自分自身がさんざん受けて来ており、

なじみがあり、

無意識のうちに実行していました。

 

そして、

物事を改善する指導は、

減点主義で厳しくやるべきと、

信じ切っていました。

 

たとえ、減点主義の厳しさから、

相手が不満を感じようと、

中長期的には、

改善になるから、

相手のためにもなると

思っていたのです。

 

また、

相手の未達成部分を指摘することで、

相手の優位に立つ、

マウントが取れることにも

魅力を感じていたと思います。


基本、私は

虚勢を張っているだけで、

中身が無く、

そのことは自覚しているので、

自分に自信がありませんでした。


ですので

自分のことには

触れて欲しくないので、

減点主義で

相手の未達成部分を

指摘することは、

自信がない自分を

守ることにもなっていたと感じます。

 

このような、

私の浅はかな考え方による

愚かな行為によって、

元妻は、

とても傷つき、

疲れ果て、

自分と子供達のために、

私を捨て、

離婚する決断を

したのだと思います。