呼吸。 | ゆっくり行くべした。

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〜 ぼちぼち生きてます。〜

電車の中でお酒を飲むのが好きです。

 

出張帰りの新幹線、

車内で飲むビールは美味しいんだよなぁ。

疲れた身体に染みわたる。

 

でも、ローカル線に揺られながら、

ちびちびのむ日本酒には、

新幹線のビールとは違う味わいがあって。

こちらも捨てがたい…。

 

(ナイスガイ。)

 

悩むところですが、

あえてどちらかを選ぶのであれば、

「ローカル線で日本酒」かな。

 

空いている車内で

人目を気にせず、人に迷惑をかけず。

 

揺られながら

ぼーっと景色を眺めつつ飲む日本酒は、

なかなかの満足感ですよ。

 

(誰がフリーキック蹴るかで揉めてる。)

 

そうそう。先日の青春18切符での旅で、

ささやかな発見がありました。

 

福島県のいわき駅から乗った常磐線が、

いい感じで空いていて。

人気のない隅の席に座って、カップ酒の

蓋を空け準備ばんたん。

 

発車を待ってから、

ゆっくりと縁に口を近づける。

 

と、不意をついた横揺れに襲われ、

お酒をこぼしかけました。

 

あぶないあぶない。

車内を汚してはならないし、なにより

恥ずかしいので(苦笑。

 

必死に踏ん張ったら、

なんとか未遂で終わりました。

 

(ランチの和風ハンバーグプレート。)

 

ローカル線特有の「揺れ」は

心地いいけど、集中していなければ、

粗相してしまうリスクもある。

 

と、ここで解決策を思いついた。

 

日本酒は、

電車が駅に停車しているタイミングで

口に含み。

 

次の駅に向けて動き出したら、

流れる景色を眺めつつ、

焦らずに舌の上で味わってから飲み込む。

 

で、再度お酒を口に運ぶのは、

また停車してから。

 

この繰り返しなら、

ペースがゆっくりなので、いい気持ちで

酔えるし、

揺れを警戒しすぎずに楽しめる。

 

(静岡市の展望。暑かったなー。)

 

そうだ。

これを、「酒の呼吸」と名付けよう。

 

…。

 

…なんのこっちゃ(笑。

 

あ、写真は本文とは全く関係ありません。

念のため。