2013秋・福島ツーリング17 | ゆっくり行くべした。

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〜 ぼちぼち生きてます。〜

[ 9月22日⑧_裏磐梯→白河市 ]

どんなに時間がなくても、
こういった人工物の前では
ついつい足を止めてしまう。
猪苗代湖から流れ出る河川で見つけました。


(床固工か、はたまた取水堰か。)


(たぶん水道管。)

なんつーんだろ。
ハッキリと言葉にして説明はできないんだけど、
こう、面白いカタチに魅力を感じるんだよなぁ。

特に一枚目の写真の方は
独特な見た目に加え、
スリットが入っていて
魚の遡上を妨げない構造になっている。
無機質な外見でありながら、
自然に配慮した造りであることにギャップを感じて、
惹きつけられてしまうワケです。

…。

…この話、マニアックだ(汗。
あんまり続けると人が離れていく気がするので、
このへんで終わりにしよ(笑。

道草をくっている間に、
日が傾いてだんだんと薄暗くなってきた。
暗闇の中運転するのはゴメンだからね、
移動に集中すんべ。


(国道294号は相変わらず走りやすい。)

(道の駅「季の里天栄」でトイレ休憩。)

ここまで来ればゴールは目の前だ。


(すっかり暗くなった白河市街に入る。)

本日の寝床を射程圏内に捉えて、
だいぶホッとしているな、オレ。
なんでだろ?
時刻はまだ6時半だし、
前日にビジネスホテルを予約しているから、
なんの心配もいらないハズなんだけど…。

…これはアレだ。
たぶんカブ旅の後遺症なんだ。

2007年に
スーパーカブで日本一周したときは、
テント泊がメインでした。
旅の序盤は勝手がわからなくて、
毎日走れるだけ走ってたっけ。

で、夕方になって
ルート上にキャンプ場がないか、
ツーリングマップルで探すんですけども。
すんなり見つからずに
慌てることが多かったな(苦笑。

暗くなってしまうと
さらに目的地を見つけづらくなるからさ。
時間が経つごとに
焦燥感が募ってきて
なんともいえない不安に襲われるんです。

そのマイナスなイメージは、
なかなかに印象深いもの。
体にしみついていて、
旅を終えた今でも簡単には忘れられない。
宿泊込みのツーリングで
日が暮れるまでに寝床に着いていないと、
当時の感覚が呼び覚まされて
無性にソワソワしちゃうんです(苦笑。

ともあれ、
この日は無事に白河市のビジネスホテル、
「ホテルプレザント白河」にチェックイン。


(到着からほどなくしてこの散らかりよう(汗。)

まずはシャワーを浴びてから、
晩ゴハンを求めてお店を探す。
あてもなく
夜の新白河駅付近をブラブラと歩いてみる。

目的はゴハンであってお酒じゃないから、
あからさまな居酒屋はできるだけ避けたい。
で、見つけたのが中華料理の「清来軒」でした。


(けっこう歩きまわったよ。)

思いのほか開いてる料理屋が少なくてさ。
いやぁー、焦った焦った。
宿に着いたのはいいけれど、
今度はゴハン難民かよ…、って。

コンビニ飯って選択肢もあったものの、
念願のあだたらカブミーティングに参加した夜だしね。
落ち着いて軽くビールでも飲みながら、
温かい料理を食べたかったんです。



(あんかけヤキソバと餃子、ビールを注文。)

酔った頭で今日を振り返る。
今までカブとの関わり方は
ソロツーリングのみだったけれど、
大勢で集まることも
一人とは違った楽しみがあると確認した一日でした。
好きなモノを共有できるって素晴らしいね。

美味しい晩ゴハンで今日を締めくくり、
宿に戻って眠りについたのでした。




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