旅の準備②[服装] | やったらできた。~スーパーカブで日本一周~

やったらできた。~スーパーカブで日本一周~

走行距離14,000km、約5ヶ月の旅の記録。

[服装]

上半身はTシャツ、長袖シャツ、フリース、薄手のダウン、カッパを、気候に合わせて重ね着してました。
4月の奥多摩や7月上旬の道東は気温が低くて、上に書いた服全てを着込んでも足りないくらい。個人差はあるだろうけど、寒がりな自分にとっては辛かったなぁ。なんとかガマンで乗り切りましたけどね(笑。
夏の暑い日でも、長袖シャツは着てました。半袖の方が風を感じて気持ちいいけれど、それは走っているときだけ。一日中半袖で走って、それを連日繰り返せば、紫外線を浴びまくり。小麦色に日に焼けるのではなくて、焦げちゃいます(笑。

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(クロロフィルのカッパと、ノースフェイスのフリース。他の上着は処分しちゃいました。)

下半身はユニクロのジーンズ一本。あ、もちろんパンツを履いた上にですよ(笑。
寒い日は、その上にカッパを着てました。風を通さないので、防寒にちょうど良かったです。

足元は、基本コンバースのオールスター。その他に、山に登るための登山靴を持っていたので、寒い日はそれを履いていました。
登山靴だけで足りそうですよね。なるべく荷物は増やしたくないし。でもダメなんです。真夏の暑い日に登山靴を履き続けていると、靴の中が蒸れて蒸れて…。足がふやける上に、水虫が発症して痒いのなんの。塗り薬を買うハメになりました。

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(初代登山靴。北海道でソールが剥がれたので、自宅に寄った際に買い換えました。)

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(二代目登山靴はダナー製。)

運転時、手には登山用のグローブをはめていました。転倒や接触などの事態を考慮すると、素手じゃ危ないので。実際に危険な目にはあわなかったけど、山中や北海道を走る際に、防寒の意味でも重宝しました。
一応防水タイプのモノを買ったけど、機能を発揮していたのは最初の1ヶ月まで。痛みが早かったのは、ほぼ毎日使っていたからかな。旅の終盤では、雨が降ると内部に水が溜まってました(笑。

そうそう、服装関係で一つだけ、途中で買い足したモノがあります。なにかというと、登山用のパンツ。
ジーンズ一本を運転時、就寝時、登山時の兼用にしていると、汗を吸って臭いのなんの。一張羅だから洗濯もできず、臭いは蓄積されていきます(汗。
カブを停めて人の多い市街地を散策するときに、周りの目が気になるんです。自分のジーンズの発する臭気が、人様に不快感を与えていないか…。貧乏旅をしていても、エチケットは気になりますよ、人並みに。えぇ。
どうすればこの問題を解決できるのか。汗を大量にかく登山時と、運転・就寝時のズボンを使い分ければ、汗を吸う量が減って臭わないんじゃないかな…。登山用パンツは、汚れたら洗濯できるし。
てなワケで、釧路のスポーツデポで、カリマーの登山用パンツを購入することに。無意識に薄手のものを選んだら、乾きやすくて旅に最適でした。

最後にヘルメットについて。
出発時はお椀型のヘルメットを着用してました。福島で中古のカブと同時に購入した、7,000円程度のモノです。このヘルメット、旅で使うには明らかに力不足。街でチョイ乗りする用なのかな…。

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(お椀型のヘルメット。最初はこれを使ってました。)

まずは雨の日。
水滴で顔面がビショビショ。強い雨の日は、シャワーを浴びながら走ってるみたいです。なにかの修行みたいでした(汗。眼鏡が雨粒で覆われて、ほとんど前が見えないし。とにかく危ないんです。
加えて晴れの日。
紫外線を浴びまくって、顔だけ真っ黒になりました。あと、道路上に小さい甲虫が飛んでいることがあって、そいつが顔面にあたるんです。時速30kmと言えど、これが痛いのなんの。
で、途中でOGKのジェットヘルを買いました。15,000円くらいだったかな。お椀型ヘルメットとの違いは歴然。雨の日も視界が確保されるし、シールドにUVカット効果があるから、過度の日焼けもありません。虫との衝突も防いでくれます。

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(OGKのジェットヘル。)

服装に関してはこんなところです。
道中で登山パンツを購入して、ヘルメットを買い換えました。その他の装備に大幅な変更はなし。初期装備でコト足りました