愛知県にある篠島の出張レポートの続きです。
(前回 ・ 前々回のブログはこちらから★)
島の中を歩いていると、きれいなの鳥居を発見。
立派な社殿だ!
こちら、神明神社は、伊勢神宮と深く関わりのある神社。
伊勢神宮とは「日本書紀」の時代からの結びつきにより、
当時から現在まで、篠島から「おんべ鯛」を奉納しているそうです。
一方、伊勢神宮では20年に一度の「ご遷宮」により、社殿が建て直されますが
その時に、内宮にあった東宝殿、西宝殿が篠島の神明神社に下賜されるのだそうです。
上の写真の社殿は、伊勢神宮では一般公開されていない社殿と同じ造りで、
篠島でなら一般に開かれた社殿として、いつでも見ることが出来るのだそうですよ(ちょっとスゴイかも・・・

なので、篠島でも20年に一度は神明神社の遷宮があります。
それまでの社殿は解体されて、島に点在する小さな祠に姿を変えます。
島の遷宮を担うのは、島の大工さん。
篠島の大工=宮大工、ということになるそうです。
こちらは、別の場所にある鳥居です。
鳥居の向こうにあるのは、海。 さらに直線上に、伊勢神宮があります。
島民は、ここから、伊勢神宮にお参りができるのですね。
島には、神社以外にもお地蔵さまが多いなぁと思いました。
それもそのはず、88体の「島弘法」と呼ばれるお地蔵さまがあるのだとか!
なんでも、100年以上前の遠州灘での海難事故をきっかけに島の周囲を囲むように置かれるようになったもので、
全てのお地蔵さまが、
海に面した道路にも、弘法様の祠が。
お手製のニット帽と前掛けがカワイイ♪
歴史が生活と色濃く共存している島なのですね

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