…姉さん、事件です。

いや、長女ですけど。弟妹しかいませんけど。

それでも高嶋政伸口調にならざるを得ないほどの「事件」ぷり。

ええと。ララバイ事件、エライ事になっていました。
もうちょっとね、お涙頂戴の展開になると思ってたんですよ。

去るララバイ。
「それでいいのか?」と引き止める皆…的な。
そんな、生ぬるいもんじゃなかったですよ……。

というわけで、

#64「愛と怒り・・・プライドと矛盾・・・ララバイが招いた大惨事」

タイトルを聞いたとき、「プライドと偏見」「響きと怒り」的な
現代英米文学のようでなんぼなんでも盛り過ぎ!と思ったけど…
タイトルに偽りなかったぜ!!
これはひとつの文学だ!!(→これはもりすぎた。)


さて、前回、ララバイにキレるプロデューサーの姿を予告で見せられ、
「ララバイ事件の向こう側」とだけ言われたまま次の収録まで
3週間待たされたライセンスさんと亜美ちゃん。

藤「待ったでほんま!」
井「いっつも三本取りの最後にこんなことしやがる!
  しかし、ララバイ事件もさることながら田舎はるみがパンツはいてた事件も
  解決してないですよね。」
藤「お蔵入りですよ。記憶の中にお蔵入りしていかないと。
  番組が終わるかもしれない。」
井「あれ、コンプライアンス引っ掛かったでしょう!」

まぁ、パンツも気になりますが、やはり気になるのはララバイ事件。

井「俺、マネージャーに芸人同棲収録いつや?って聞いたもん。
  先気になっとんねんって。
  でも、編集したディレクターさんに聞いたらどぎつい映像になってるって。
  一回、ほんまにこの映像大丈夫かって言って
  テレ朝のコンプライアンス通したんやって。」
藤「ほんまに?田舎はるみがブラジャーして終わったとかないやろな。」
井「パクられて終わったって。向こう側ってそういうことかって。」

さあ!そんなこんなで!!

~~~VTRスタート~~~
セミリタイア伊藤さんと吉田佳祐さん。
のりお師匠に言われたことが響いたのか、
これから吉田さんを口説き落とそうとする伊藤さんであったが…

その一方で2階ではララバイさんのインタビューが行われていた。
昨日、自分の件で紛糾していた(参照)。
一夜明けてどうなのか?というディレクターに対して

ララバイさんの言い分はと言えば。

自分、問題児っすよねー。
ノリについてけなくて、拗ねて。全体で見たらひねくれ問題すよ。
端的に言うとセミリタイア伊藤に異常に腹が立っただけです。
嫌いっていうと語弊があるんですけど。伊藤がいけ好かないんですよ。
芸人同棲で力を発揮してるけど、普段はあんなんじゃない。
俺が「帰りたい」なんて言ってもないのに「言った言った!」って。
「こいつネガティブな子と散々言いやがって!」って。うるせぇなって。

あれ?そういう考え方?伊藤さん必死なんでしょ。
ノリがノリが…っていうのは、ネタの部分で今ひとつ結果が残してない実感があって
でも、俺、こういうのは得意よ!っていう自己アピールなのかと。
つか、先輩風って言うけどサー、君が後輩君たちに気を使わせてんのを怒ってたんでしょ?
それに本当に自分のライバルを蹴落としたいのなら、孤立を促して一々干渉しないけどなぁ。
(腹黒発想)


そこで、ディレクターさんが「矢印誰かに向いてるの?」と。

ラ「まだ絡めてないって言うだけの興味、細い線だけですね。」

両角ディレクターがさすがにイラっとする。

両角D「どうする?帰る?」
ラ「いや…それは…。」
両「細いってのしか残ってないんじゃ帰った方がいいんじゃない。」

ここで、普段は温厚な渕プロデューサーが、ついに。

渕「だったら目の色変えればいいじゃないですか。
  変わってないじゃないですか。
  どんだけ今日の間で必死にやったんですか。
  他の奴らはだいぶ必死だと思いますよ。
  僕も聞いてて腹が立ってくる。
  ナメてんならマジで帰っていいですよ。
  僕らはちゃんと皆さんに組んで欲しくて斡旋してるわけで。
  眼の色変わって、昨日あんだけ言われて。
  今日、どういう動きができたかって話じゃないですか。
  これでね、このテンションでね、明日仮コンビとかあって、
  相手がへたすりゃ一日無駄になんだよ。
  その一回の仮コンビをさぁ、組む気ないだの、
  分かんないんですよねって疑心暗鬼になってる状態?
  今日、言ってたでしょ、のりお師匠。相手のこと好きになるようにしてんのか。
  君に言った話じゃないよ、確かに。だけど誰にも言える話だと思うよ、あれは。
  待ってたら来ますか?待ってて?来ないだろ。じゃぁ、何すんだよぉ?
  どうアピールすんだよ、この残りの日に。頭の中で考えてアピールできんのかよ?
  やってみろよ、ちょっと、それ?
  それできねぇんだったら、帰っていいよ、マジで。」

だんだん怒っていく様を記録するため全部文字に起こしてみました。
後にライセンスさんにいじられてましたが、
敬語が段々と崩れていきます。巻き舌に。アンタ、江戸っ子かい?


あぐらくんじゃって最初は胡座で伊藤さんをディスってましたが。

怒られちゃったんで

せいざわかりやすいwww

一緒にキレていただろう両角Dだったが、それ以上の渕Pのキレっぷりに
ヤバイと思ったのか、二人の間に割ってはいることに。

両「熱い話をした翌日が今日のインタビューであって。」

両角Dは、一旦帰ることを提案。
この人間関係じゃ企画続行が難しいだろう。
このタイミングで細い線でほとんど見込みがないというのならば
大阪のNSCの仲間もいるんだし、次の芸人同棲に参加すればどう?
 
ララバイさんは黙って聞いてる。

これは、助け舟、だったと思う。
なんせプロデューサーがマジでキレてる。本気でやれ!と責め立てている。
でも二日じゃ修復ができないとこまで来た。


芸人終わらるわけじゃない。
ただ、今回の企画には合わなかったんだよ。それだけだ。
下のメンバーにも伝えておいで。
そう、なだめるように言われて1階へ移動するララバイ。

まず、2ショットの二人に声をかけて皆を集める。

ここからは、あ…ありのまま 起こった事を話すぜ!

今までの経緯を説明するララバイ。
さっきのインタビューで制作の人からララバイは必要ないと言われた。
昨日の夜に皆と上手くやれてないという話もあり。
残り少ない日数で、すごく興味のある相手もいるが熱意が伝わらない。
昨日の一軒がありながら動けてない僕は意識が低いと言われた。
皆の本気で相方を探している意思を邪魔してるんじゃないかと
だから僕は帰った方がいいんじゃないかと言われたんですけど。
皆も昨日の一件でも僕が変わってないと思ってるんじゃないか。
皆さんの意見を仰ぎたい。
僕は、残りの日数でその興味のある人にもうアピールをしていきたいと思ってる。
でも、ここにいるみんなの中で、邪魔だと思っている人が1人でもいるなら僕は帰る。
僕自身は芸人同棲を続けたいと思ってる。

はい?
待ってくれ。お願いだから、ちょっとだけ、待ってくれ!
細い線の話はどこ?

藤「ちょ、ちょっと止めて!!」
井「いいですよ。止めましょう。」

~~~VTR停止~~~

ありがとう、止めてくれて!!

藤「双子?(ララバイ)双子なの?」
井「こんなダサいジャージ着るの1人しかいません!」

…ということで、今起きたことをまとめる井本さん。

前日のことを受けて、ララバイは伊藤のことは嫌いだ、と。
その気持ちは分かります。じゃぁ、だれか組みたい人はいるんですか?と。
ララバイは「細い線だけですね。」と。
そこで、温厚なプロデューサーがキレました。
伊藤は頑張っているだけなので、それを妬んでるララバイにしか映りません。

井「編集でこんなことになったんじゃないのか?と思うかもしれませんが
  でも、全然、そんなことはない、と。」

で、ドンドン気持ちが入ってしまいキレたプロデューサーを見て
これはアカンと思ったディレクターが、ポンと間に入りました。
「どうする?個人の意見としては抜けるってのもありと思うよ。
 細い線で、モチベーションもないんだったら
 ここで抜けて、他の道を探した方がいい。芸人やめるわけじゃない」と。

井「…とでも言わない限り、プロデューサーがぶちぎれておりますんで。」

で、スタッフは、下に降りたララバイは
「僕はちょっと抜けることになりましたので、皆さん頑張ってください。
 ありがとうございました。」と言いに行くもんだと思っていたら、

井「ララバイはまさかの『僕は番組をクビになりました』と。」
藤「まだまだ情熱があるのにって。組みたい人だっているのに。」
井「スタッフさんからやる気ないよね、じゃぁお前いらない、と言われました。
  どう思いますか?皆さん、と。」
藤「やっぱり双子やろ?」
井「ビリー・ミリガン的な?」
藤「中におるんか、外におるんかしらないけど。」
井「ま、一番ひど言い方したら、みんなの前で嘘ついてるから。」

良かった!自分の解釈がおかしいのかと思ってた。
展開にびっくりして振り落とされかけてた、私。


井「亜美ちゃんも、カメラ回ってる所でプロデューサーに怒られたことなんてないでしょ?」
亜「ないし、見たこともないですよ!」

でも、分かってほしいのはスタッフは愛情があると二人。
なのに、今、ララバイは嘘をついちゃった!と。

ああ、混乱したけれど、ライセンスのお二人のおかげで
とりあえず、自分の見方が間違ってないことだけは分かった。


~~~VTR再開~~~

ララバイさんの言い分は続いていた。

制作側としては僕を帰らせるのが決定している。
でも、僕は頑張りたい。

ラ「なんとか頑張りますので、制作の皆様に交渉していただけないでしょうか?お願いします。」

深々と頭を下げるララバイ。
意味わかんないキョトンとする藤原さん。

一番最初に口を開いたのは森本さん。
ここで、こちらに委ねずに、本気で相方を探してるのなら
ちゃんと自分で頼むべきだよと諭す。

よう言った思わず拍手!

井「もう、広辞苑です、この人は!」

ここで、伊藤さんが確認。

伊「ここにいるメンバーが残らせてあげてくださいっ言わないと残れない状況だってこと?
  自分でお願いしても無理?」
ラ「僕は、残りたい…」
は「何回も言ってるしってことやね。」
ラ「(うなずく)。」

さぁ、今度はここで井本さんが止めた!
~~~VTRストップ!~~~

井「一個確認せなあかんねん。これ(残りたいって)ゆったんすか?」

そう!それ!確認して!!

両「言ってないです。言ってないです。」
藤「残りたいってお願いしたってことになってますけど。」
両「帰ることになったって報告してきなねって。」
井「皆に言ってきなって。
  (ララバイが)『ちょっと待ってください』って。
  (VTRで)なんか言ってる所ありましたやん。
  なんか言ったあとで、じゃあ行ってきますってことになったでしょう。
  あの中で『ちょっと待ってくさい。僕ホントにやる気あるんで残らしてください』って。
  彼(ララバイ)は言ってるでしょ?
  言ってないとこんなんおかしいでしょ!!(怒)

思わず声の大きくなる井本さん。
このララバイが皆に語っている間はその場に両角Dも渕Pもいなかった。
二人とも2階にいて、この模様は1階で起こっておりADさんが撮影したらしい。

両「(僕らが)いたら言ってないんでしょうね。言えないでしょうね。」

藤「でもこれで上にあがって来られたって話違うやんってことになりますよね。」
両「この後、上(の階)にあがって来ますから。」

井「何?ちょっと見てみましょう!!


ポチッとな即再生!



見てて、本当に混乱したのですが。
もう、混乱マックスに来た時に、藤原さんが止めてくれ、井本さんが話を整理。
さらに、ここどうなってんの?という「言った言わない問題」を
さっと間に入って確認してくれる井本さん。
やー、この二人がいてくれなかったら、途中で振り落とされるところでした。
混乱して。
トークでも二人はお客さんの視線を上手く誘導してくれるんですよ!
片方が熱が入りすぎて説明不足だなと思ったら、
自分が分かってても、相槌や質問で解説を加えるんですよ!
そういうのが二人は素晴らしいんですよ!!
だから、もし、芸人同棲がいつか地上波になってもMCはライセンスさんで!!

文章で入れるとシッチャカメッチャカになるので省略しましたが
それを和ませてくれる亜美ちゃんの存在は稀有ですね。
バラエティモンスター。
長すぎるので2回に分けます。ああ、もう!!


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