第一段階で材料を切り、第二段階で組み立てる等
いくつかの作業区分を設けて製品を製造する場合、
工程ごとに原価を計算する。
工程ごとに原価を計算するので
どの工程にムダがあったかなどが判るという
メリットがある。

第1工程で完成した物は、第2工程の材料として
投入する。

工程ごとに製品の原価を計算するので
まずは第1工程の完了品の原価を計算する。

第1工程は先入先出法なので
以下のような計算になる。
(第1工程が終わった段階では製品として
 完成していないので完了品という。)
直接材料費
加工費
月末仕掛品原価
3480+672=4152
完了品原価
23000+11400=34400

第2工程は平均法
第1工程完了品は第2工程に投入される。
当月投入となる。
第1工程完了品原価を前工程費として
第2工程に振り替える。
前工程費は第2工程で材料を始点で投入していると
考えて、直接材料費と同様に計算する。
前工程費
加工費
月末仕掛品原価
1700+600=2300
完成品原価
35700+21000=56700
完成品単位原価
56700/210=270

このように、第1工程完了品原価を第2工程に
振り替え、前工程費として計算する方法を
累加法という。

総合原価計算表は以下の通り。