以下の取引があったとする。


8/1、AはBに対し、

 商品20個を販売し現金を受け取った。

 決算は3/31でAはBに以下の条件で商品を

 販売している。


1.商品の単価は100円

2.販売数が年間30個に達したら、1個につき

 10円のリベートを現金で支払う。

3.当期の販売個数は40個と見られる。


収益を計上する時、取引価格は

変動対価を考慮して算定する。

この場合はリベート(売上割戻)が

該当する。


上の例では30個に達したら10円の

リベートを支払う。

売上割戻が予想される!

この時、予想される割戻額

差し引いた金額で

売上を計上し

割戻額は返金負債で処理をする。


8/1の時点では売上は20個だが売上の計上額は

売上割戻額を差し引く。

売上は100×20=2000

割戻額は200

(借)現金2000       

(貸)売上   1800

   返金負債 200

となる。


12/1、AはBに商品10個販売し、現金を受け取った。

この取引で年間30個を販売した事になったので、

割戻を行い、現金で支払った。


12/1の時点の取引

10個販売したので20個販売した時と同様の

処理を行う。

(借)現金1000

(貸)売上   900

   返金負債 100


売上割戻が適用されて、

割戻額を支払った場合

計上されている返金負債を

取り崩す。

返金負債300    現金300


もし10個の販売がなく、

売上割戻が適用されなかった場合、

計上している返金負債を

売上に振り替える。

返金負債200  売上200