外国から商品を仕入れて代金を支払う時、
円高になっていたらいいが、円安になると
多く日本円を用意しないといけない。
このリスクを回避するのに使われるのが
為替予約。
為替予約には
独立処理(原則)と
振当処理(容認)の
2つがある。
2級では振当処理(簡単な方)
為替予約をいつ行なったかが
キーワード!
ex.X3年2/1、AはBより商品100ドルを輸入し、
代金は3ヶ月後に払う事にした。
この時、同時に為替予約を行った。
取引時の直物の為替相場は1ドル113
先物為替相場(予約レート)は
1ドル110である。
上の例では為替予約は
仕入取引発生時(輸入時)に行なっている。
取引発生時(まで)に
為替予約をした時は
外貨建金銭債権債務を
為替予約時の先物為替相場
(予約レート)で換算する。
100×110=11000
以下の仕訳になる。
仕入11000 買掛金11000
為替予約をしていないと11300になる。
X3年3/31決算日
直物為替相場は1ドル115である。
営業取引について取引発生時(まで)に
為替予約をした場合
仕訳不要
営業取引とは仕入取引や売上取引の事。
これに対し、資金の貸付や借入などは
資本取引(営業外取引)という。
X3年4/30、買掛金を100ドルを支払った。
この時の直物為替相場は1ドル116である。
買掛金11000 現金11000
為替予約時の予約レートで決済される。
為替予約時に予約レートで
換算されている為、
為替差損益は生じない。
もし、為替予約を行ってなかったら、
この場合買掛金の支払いは11600になってる。
為替予約をしておいたおかげで1ドル110で
決済できた。
為替相場の変動によるリスクを回避できた。
取引する時、100であった物を
110で買うように予約した。
だから仕入れた時、
100×110=11000となる。
これは決算においても
変わらない。
最初から11000で
買うと言う事になっているから。
ex.X3年1/1、AはBより商品100ドルを輸入し、
代金は3ヶ月後に支払う事にした。
この時の直物為替相場は1ドル112である。
仕入11200 買掛金11200
X3年2/1、1/1の買掛金に為替予約を行った。
この時の直物為替相場は1ドル113
予約レートは1ドル110である。
今度は仕入取引の発生後!
取引発生後に
為替予約を行った場合
予約レートで換算換えをする。
今発生している買掛金は11200
予約レートに換算すると11000
その差額200は為替差損益となる。
買掛金200 為替差損益200
X3年3/31、買掛金100ドルを支払った。
この時の直物為替相場は1ドル115である。
為替予約をした場合、
為替予約時の予約レートで
決済される。
買掛金11000 現金11000
最初、112で買った。
112×100=11200
これに為替予約をした。
112×100=11200が
112×110=11000となった。
だから決済する時は
11000となる。
為替予約をしたら
以後そのレート!