建設仮勘定
建物等の建設は、契約してから引き渡しが行われるまで長い時間がかかる。
この時、代金の一部を手付金として支払う事がある。
この時に使うのが建設仮勘定。
ex.倉庫の新築を行い、手付金として100を
小切手で支払った。
建設仮勘定100 当座預金100
完成して引き渡しを受けた。
残額700を小切手で支払った。
建物800 建設仮勘定100
当座預金 700
改良と修繕
建物を修理した時、2通りの解釈ができる。
Wi-Fiを完備した、エレベーターをつけた等の
建物の価値を高める支出は
資本的支出として固定資産の
取得原価にプラスする。
割れた窓ガラスを直した、ヒビの入った壁に
セメントを塗った等の
現状維持の支出は
収益的支出として、
修繕費で処理。
ex.建物の修理を行い、300を小切手で支払った。
この内100は改良である。
建物 100 当座預金300
修繕費200
改良で取得原価にプラスした分は
減価償却に影響する事がある。
(耐用年数が変わる事があるから。)
滅失
固定資産が火災や水害などで価値が減る事。
保険をかけてあるかどうかで処理が違う。
ex.建物(取得原価1000、減価償却累計額600間接法で処理)が火災で焼失した。
この建物には火災保険500がかけられている。
減価償却累計額 600 建物1000
火災未決算 400
もし保険をかけていなかったら、
差額が全て火災損失となる。
減価償却累計額 600 建物1000
火災損失 400
後日、保険会社から500の保険金が下りるとの
連絡があった。
火災未決算を未収入金に振り替える。
未収入金500 火災未決算400
保険差益 100
未決算400より受け取る保険金の方が多い。
貸借差額は保険差益となる。
もし、保険金が350だったら、
貸借差額は火災損失となる。
未収入金350 火災未決算400
火災損失50