ex.
X1年3/1
その他有価証券として保有している国債500千口
(1口97円)の価額変動のリスクをヘッジする為、
6月決済期限の国債先物500千口を1口98円で
売建てた。
X1年3/31
決算日。国債の時価は1口95.5 円、
国債先物の時価は1口96.6円だった。
X1年4/1 洗替処理
X1年5/31
94.5円で国債を売却した。同時に国債先物を差金決済した。
国債先物の時価は95.7円だった。
それぞれの処理
国債現物
X1年3/1 仕訳不要
X1年3/31
その他有価証券評価差額金 750
その他有価証券 750
X1年4/1 逆仕訳
X1年5/31
現金預金 47250
有価証券売却損1250
その他有価証券48500
国債先物
X1年3/1 仕訳不要
X1年3/31
先物取引差金 700
先物損益 700
X1年4/1 なし
X1年5/31
先物取引差金 450 先物損益 450
現金預金 1150
先物取引差金 1150
原則的な処理を行えば、国債現物で出た損を先物で益が出てるのでカバーはできてる。
しかし、これでは見にくい。
損はB/S、益はP/Lに表示されている。
2枚でなく、1枚の財務諸表で
わかるようにできないか?
その為にこの原則処理を一部変更する。
B/Sで表示するか、P/Lで表示するか。
B/Sで揃える(原則 繰延ヘッジ)
X1年3/31の先物の仕訳を
次の様に変更する。
先物取引差金 700
繰延ヘッジ損益 700
損益勘定の先物損益を
純資産の科目繰越ヘッジ損益に変更する。
X1年5/31の先物決済
先物取引差金 450
繰延ヘッジ損益 450
現金預金 1150
先物取引差金 1150
繰延ヘッジ損益 1150
先物損益 1150
現物を売却すればヘッジ手段に関わる差額分
繰延ヘッジ損益を損益に振替える仕訳を切る。
P/Lで揃える(時価ヘッジ)
X1年3/31国債現物の仕訳を
次の様に変更する。
投資有価証券評価損益 750
その他有価証券 750
純資産の科目であるその他有価証券評価差額金を損益勘定の投資有価証券評価損益の変更する。