そもそも苦手意識はどこから来るのか。
コブタコーチことトレンタの小川 優です。
運動に対して苦手意識がある子。
その子について書いた、前回のブログ記事。
https://ameblo.jp/volador2014/entry-12579426701.ht
運動に対して苦手意識が芽生える原因。
『できる・できないの評価』
これが占める割合は大きいと体感してます。
運動や勉強となると、
『できる・できない』の判断基準が出てくる。
そして、この判断をするのは、
自分自身ではなく、周りの目。
『できる・できない』
この判断基準が必要なときはあります。
でもこの視点のみで、子どもを見てしまうと、
そら運動が苦手になり、嫌いになる子が出てきますよね。
「楽しいか・楽しくないか」
その基準を追求して展開していた運動あそび。
この運動あそびの指導を始めて数年した時。
ある壁にぶつかったんです。
「楽しいだけでホンマにええのか?」
という壁に。
そう思い始めると、
運動の専門家、体づくりの専門家になろうと、
必死になってる自分がいました。
そのなると、子どもを捉える視点も、
子どもの課題ばかりが気になりました。
子どもの『できていない』部分。
楽しいを大事にしていたはずですが、
いつしか運動をする意味ばかりを気にしていました。
周りの目ばかりを気にして。
子どもも大人も楽しい時間。
この時期は、そんな時間を作れてなかった。
そんな必死になっている時期に、
ある人に言われた言葉。
「子どもらが夢中になって楽しんでいる時は、絶対に心も体も育っている。意味や目的はもちろん大事やけど、楽しいはないことには、どんなにいいことしても子ども達には響かない。一周回って、楽しいが大事なんや」
この言葉が、必死に専門家になろうとする僕を救ってくれました。
子どもも大人も夢中になる時間。
『できる・できない』の判断が、
その時間にどれだけ必要なのか。
できないことに目を向けるよりも、
今、できていることに目を向ける。
『できる・できない』
その判断基準を一旦、横に置いておく。
そんな時間だからこそ、
運動への苦手意識なんか、
どっかに吹っ飛んじゃう。
苦手意識が生まれる原因は、
周りの目や環境が大きい!!!
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