四幕
翌日のドライブイン 『海と月』店内
ランチタイムが終わろうとしている時間帯。
割烹着に三角巾姿の秀一と小枝子。
小枝子シェフがランチ担当。
店内には客人ひとり。ドライブインのお隣にある
父が経営するガソリンスタンドで働いている
間宮大輔。
なんとか経営不振なドライブインに客を呼び
こもうと秀一が考えついたのが、店のチラシを
まくこと。間宮のガソリンスタンドにもチラシを置いてもらえるように頼む。
そこへ、ドライブインの唯一の宿泊客である
道子が、客室から店内へと姿を現す。
ふたりに昨夜のお礼を伝え、客人に挨拶をする。
客人は、昨夜ドライブインを教えてくれた恩人で
ある事を知り、驚く道子。
山形での名前は、道子から渚に変わっていた。
昨夜、宿泊の際に宿帳に記名する際に、とっさに
思いついた名前のようだ。
間宮と互いに自己紹介するふたり。
小枝子と秀一から質問攻めをくらう道子。
まだ滞在してもらえるならば、今夜の歓迎会に
参加して欲しいと懇願。
頼子と鉄平から話して参加してもらうようにと
頼まれていた様子。
特にこの先の予定を決めていない道子は、歓迎会
参加を快く承諾。大輔にも参加を促す❗️
4人でしばらく歓談後、間宮は仕事へ戻っていく。
間宮が受け取ったチラシに興味を持つ道子。
秀一の手書きのチラシを見て、店の名前を確認。
ドライブイン海と月をドライブイン海月(クラゲ)
だと思っていたことを語る。小枝子も同じく。
古びた看板の『と』の文字が消えかかっていた
のが原因かもしれない。
道子は、もっと目を惹くようなキャッチコピーを
入れたら良いのでは?とアドバイス。
道子が東京銀座のキャバレーでナンバーワン
ホステスだったことや、会話の中でとても物知り
であることを感じた小枝子は、海と月が経営不振であることを話す。
秀一は、同じ町内にスーパーいこいというライバル店が出現してから、客足が遠のき経営不振が悪化
したことを話す。それを聞いて、ドライブインのライバルスーパーが気になった道子は、出かけていく。
入れ違いに、買い出しから戻ってくる頼子と鉄平
道子が歓迎会に参加すること、まだドライブインに
滞在するとの話を聞いて喜ぶふたり。
秀一が描いた手書きのチラシにだめだし⁉️(笑)
チラシに手を加えた後、駅前のチラシ配りに
出かけていく、小枝子と秀一。
銀座のキャバレーでナンバーワンだった道子が
なぜ、山形にやってきたのか⁉️
謎に迫る2人。
キャバレーで問題でもおこして山形に逃亡❓
憶測が飛ぶ。
今夜の歓迎会で、道子にいろいろと質問して
みようと語り合う二人であった、、、、
⭐️ここで前半を終えて、休憩。
休憩後、後半へ