リトミックの夏期講座 | INClaireの音楽な日々

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内藤郁子INClaireが、音楽について日々思うことや生活の中の音楽の話を書きます
音楽のたくさんのジャンルで、壁を作らず線引きだけして、
どれも体験して、魅力の違いを比べるのがおもしろい
音楽って一曲ずつそれぞれの魅力だと思います


Chère Musique


8/26(土)にリトミックの夏期講座が開催されました。


私の専門はプラスティクアニメ。
プラスティクアニメというのは、ダルクローズ・リトミックの中の身体表現音楽の分野です。

それを専門に研究するEnsemble Eurhythmics(アンサンブル ユーリズミックス)というグループがあって、私はそこの創設メンバーです。
日本のダルクローズ・リトミックの先生もたくさんの方が、このグループの出している舞台DVDを教材に使っていただいているというくらい、信頼されている研究グループです。



そのEEが創設以来36年間くらいずっと、夏になると一般の方々をお迎えしての公開講座を開催しています。

一般の方々といってもやはり、プラスティクアニメの講座を受けたいと思うのは、音楽家やそのタマゴたちで、それもダルクローズ・リトミックに興味を持った方、すでに勉強している方、教えていらっしゃる方が申し込んで来られます。




とても楽しく意味深い講座になりました。

受講してくださった中には、私がリトミック協会の理事として一緒に働いている方、そして嬉しかったのが7月のジュネーヴでお友だちになった方、そしてもちろん以前からEEの活動にいろいろな形で関わってくださっている方も。

舞踊経験の長い瑞会先生によるウォーミングアップから始まり、EEの大御所大先生による舞曲体験とダルクローズに関する講義、そして私のプラスティクアニメ基礎講義と創作実践。
最後には出来上がった作品を録画し、ディスカッションもしました。



この講座のメインとなる私のプラスティクアニメに関するコーナーは、生徒さんのレッスンもお休みをいただいてまで行ってきたジュネーヴの国際大会での経験が、大きく反映され充実した内容となりました。


ありがたいことに「もっと長い時間やってほしい」というお声をたくさんいただいたので、次回に向けてまた工夫していきたいと思っています。


EEはホームページもありますので、良かったらご覧ください。



Musique, Elle a des ailes.