明日にかける橋〜善竹富太郎 | INClaireの音楽な日々

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内藤郁子INClaireが、音楽について日々思うことや生活の中の音楽の話を書きます
音楽のたくさんのジャンルで、壁を作らず線引きだけして、
どれも体験して、魅力の違いを比べるのがおもしろい
音楽って一曲ずつそれぞれの魅力だと思います


Chère Musique



8年前のはじめてのソロライブで、
ゲストヴォーカルをお呼びしよう
と、
バンマスから
プロの狂言師で、趣味の歌がすごく上手い
善竹富太郎さんを紹介してもらいました。

それから9年間、
いろいろな思い出を積んできました。






そのライブのプログラムに
彼のソロが一曲。

富さんが選んだのは

Simon & Garfunkel
サイモン&ガーファンクルの
『Bridge Over Troubled Water
(明日に架ける橋)』




君が生きることに疲れ
惨めな気持ちで
思わず涙する時
僕はその涙をぬぐってあげる
僕は君の側にいる

激流を乗り超えるための
僕が橋になるよ

船を出すんだ
輝き出す君の人生に沿って
君の夢はその先にある




狂言は
人間が心から笑えるためにある
といつも言っていた。


人生すべてかけて
身を挺して
みんなが笑って生きられるように
私たちを救ってくれ続けていた人。



友人たちはみんな
富さんという橋を渡って
苦難を乗り越えてきた。


これからもきっと、そうだと思います。






Musique, Elle a des ailes.