サティのパラード!!(≧∇≦) | INClaireの音楽な日々

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内藤郁子INClaireが、音楽について日々思うことや生活の中の音楽の話を書きます
音楽のたくさんのジャンルで、壁を作らず線引きだけして、
どれも体験して、魅力の違いを比べるのがおもしろい
音楽って一曲ずつそれぞれの魅力だと思います

サティのパラード!!(≧∇≦)

Chère Musique


「ある日すでに名前は知っていたエリック・サティに出会った。
一目で彼が気に入った。
抜け目のない人物だった。
彼は機知に富み、知的に辛辣だった。
彼の作品の中では、
特に『ソクラテス』、『パラード』のいくつかのページが好きである」
(ストラヴィンスキー自伝より)




『Parade』(パラード)

フランスの
Erik Satie (エリック・サティ)

によるバレエ音楽。

秋の音楽祭での演目のひとつです


毎回その年の、生誕か没後で50年単位での記念イヤーの音楽家を取り上げますが、

今年は、誰でも知ってる超有名な音楽家の中では、このサティしかいない(と思う)。 

1866~1925だから、生誕150年です。
音楽史の時代区分でいうと、近代かな。



このサティ演目は、ソロではなくアンサンブルにしようと思って選曲を考えていて、

あ~!!!
パラードがあったじゃない!o(^▽^)o
と思い出した。


若い頃ハマってて、いつかなんかオモシロイ形で演奏したいなぁと思ってたのを、最近は忘れてました(笑)。

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サティといえば?


「フランスの人だよね?」
「『ジムノペディ』や『ジュ トゥ ヴ』が有名。」



ちょっとよく知ってる人だと、

「キレイな曲や不思議な曲が多い…?」



もっと知ってる人だと、

「と、思いきや、変な曲の方がもっと多い(笑)」
「芸術家は真剣な顔のポートレートが多いけど、サティのはニヤニヤしてるのが多い(笑)」


まぁね、親しみを込めて「変人(笑)」というのが、一般的な印象。
(^◇^;)




「美術や文学や舞踊などの他の芸術とのコラボをたくさん試みた人」


そう、そこなんです、
私の気に入ってるところ。


『 Parade 』はその代表格です。



上演時間が全部で15分間くらいしかない、一幕物のバレエ作品。

衣装と舞台美術が、なんとあの
Pablo Picasso パブロ・ピカソ


台本が
Jean Cocteau ジャン・コクトー


すごいでしょ?
(;゜0゜)




Musique, Elle a des ailes.