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ヴォイストレーナーの荒井皆子です
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今日ボイトレにいらした生徒さんは、お琴と三味線を長年やっているA子さん。
お琴の教室の発表会が4月にあって、地唄を歌わないといけないということで、今年に入ってから唄のレべルアップのためにヴォイトレにいらしています。お琴の社中の発表会ってすごいんですよね。
国立劇場とか貸切っちゃったりするので、かなりな大舞台です。
ちなみに私は地唄は歌ったことがありません。
日本の伝統芸能に関しては、全くの門外漢であります。
地唄特有の細かいニュアンスや、約束事などは勿論、教えることは出来ませんが、呼吸法と基本の身体の使い方は、ジャンル関係なく同じですので、発声に関しては、レベルアップの方法をお伝えできると思い、レッスンに来ていただいています。
というわけで、Youtubeで色々な方の地唄を聴きまくって、大急ぎで研究。
呼吸法と身体の使い方のトレーニングは良いとして、全然異なる声の出し方で発声練習をしても、全く意味ないですからね。
それで、大体の地唄の声の出し方と雰囲気をおさえました。
こんな風にすれば、こういう声が出るのねっていうことを、分析します。
地唄特有の声の出し方は、鼻腔共鳴のパーセンテージが高いのです。鼻腔と口腔の共鳴の割合が6:4とか、7:3の感じかな~と判断しました。。
そのバランスで鼻腔共鳴の声の響きを感じながら、発声練習してもらいました。
一般の西洋音楽のボイトレでやっているような、スケール練習(ドレミファソラシドに合わせて歌う、よくある普通の発声練習)は、意味ないのでやりません。
実際に歌う曲の、GのKeyの和音階の、スケールを使って、フレーズや音程の練習をしていただくことにしました。
発表会までの時間もそんなにありませんので、最短で最大に効果の上がるトレーニング法を処方しなければなりません。
本当に良い歌を歌うためには、身体づくり、呼吸作りからしないとですので、実際には時間がかかります。
今回のように、発表会という目的が先にあってそこまでに最大のパフォーマンスを上げさせるための、ある意味付焼刃的なレッスンでは、結果は目に見えて満足はしていただけますが、その辺を理解していただいたうえで、受けていただくようにお願いしています。
私のパーソナルレッスンは、こんな感じで、本当にいろいろなジャンルの方がいらっしゃいます。
お一人お一人、メニューは全く違います。
毎回新鮮で楽しいですし、こういったイレギュラーなジャンルの生徒さんは、私自身大変勉強になります。
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