「ツ・ナ・ゲ・ル・ヒ・ト」即興LIVE【1/19】

本日19日(日）は、千歳烏山のライブBar ＴＵＢＯでライブを行います。

１stステージは、いずるばFes.でも一緒にパフォーマンスした、竜太郎さん、かみむらさん、由さんと４人でお送りします。2ndは、いずるばの仲間たち、有志の皆さんでセッションします。

矢萩竜太郎(りょうたろう)さんは、ダウン症という障害を持つ、プロのダンサーです。

竜太郎さんに会うまで、先天性の障害を持つ方とかかわる経験が、私にはありませんでした。

ですから、ダウン症という症状について、ほとんど知識がありませんでした。

竜太郎さんのダンスは、素直に表現する心ののびのび感が、本当に素晴らしいのです。姑息なつまらない思考にとらわれない表現にみんな魅了されてしまいます。人との垣根がなくて、みんな大好きっていうハートは、誰をもとらえます。共演者は、みんな影響を受けていると思います。

写真は、2月8日　いずるばfes.より　　　　　写真：前澤秀登さん

竜太郎さんと一緒に演奏したりパフォーマンスするようになって、お客さんでいらしたダウン症の子供さんを持つお母さまとお話をする機会がありました。

障害があるということで、出産をやめる処置をするという人も少なくないとのことなのですが、どんなに人為的に人間が生まれて来るのを阻止しようとしても、しなくても、全人類の2％の割合で生まれてくるのだとおっしゃっていました。

・・・それって、人類に必要だからそのパーセンテージがキープされているってこと？

そういう人たちを果たして「障害者」と呼んでいいのだろうか？　

染色体が一本多い。人種に関係なく、かれらは似たような顔つきをしているというのもふしぎて゜す。

特出した才能を持つ、アーティストやパフォーマーが、たくさんいます。「障がい者」という肩書を利用したりして注目を集めるといったレベルのものではない、「本物」なのです。

ある種の「進化」した人たちなのではないかと、思うようになりました。

もちろん、一般の生活をしていくのに、私たちにはわからない不都合や大変さはいろいろあるのだろうと思います。でも竜太郎さんは、本当に一生懸命努力して、丁寧に生きていて、それがそのまんま踊りに出ています。マクドナルドでバイトもしています。朝ごはんも、ちゃんと自分で目玉焼き作ってると言っていました。ダンスの練習も、毎日します。もっとうまくなりたいって、思っています。お酒は、大好きなんだけど、週末の土日だけ飲んでいいことに自分でルールを決めて守っています。

丁寧に一生懸命、自分のできることを最大限に発揮する。

私もそうありたいてすね。本日19日(日)ライブです。即興ライブです。

私も歌と踊りを分けたりしないで、いっぱい踊っちゃうと思います。