例えばエレベーターで知らない人と乗り合わせたとき、
「いい天気ですね」など、さりげない会話をする。
日本人は、極端にこういったコミュニケーションが少ないそうだ。
知らない人とでも、おしゃべりできる能力、とも言えますか。
そういわれれば、
海外に行くと、確かに、こんなふうに話しかけられたりしますね~。
洋画でも、よく見かけます。
もっと身近な例だと、パーティ。
知らない人と何気なく話すのは、日本人的には、避けて通りたいところ・・・汗
これを、「ファティック」、英語でphatic というそうだ。
この本に出て参ります。
ちなみに”phatic communication”には「情報というより、社交的な会話」と訳が出てきました。
しかし、もしかして
そういう思い込みがありすぎるのかもしれません。
体験談があります。
去年の暮れにパーティがありました。
まわりはかなりお年上の男性ばかり~^^;
会話が大変そう~(汗)と、
参加前には何とも落ち着かない気持ちでしたが、
「お話を、興味を持って聞くようにしてみよう」と努めて参加してみたら・・
最後まで、楽しく過ごすことができました!
ファティックが苦手・・・その解決策は「好奇心」。
相手への好奇心(興味)を持ち続けて、人の話を「聞く」。
まさに、これこそが「ファティックのヒケツ」なのですね!!!
ちなみに、
国語学者の金田一秀穂先生曰く、
ファティックな会話をしないのは、日本人とミャンマー人くらい、なのだそうです。
森 裕喜子