パーティでの会話が苦手じゃなくなる本 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

例えばエレベーターで知らない人と乗り合わせたとき、
「いい天気ですね」など、さりげない会話をする。

日本人は、極端にこういったコミュニケーションが少ないそうだ。
知らない人とでも、おしゃべりできる能力、とも言えますか。

そういわれれば、
海外に行くと、確かに、こんなふうに話しかけられたりしますね~。
洋画でも、よく見かけます。

もっと身近な例だと、パーティ。
知らない人と何気なく話すのは、日本人的には、避けて通りたいところ・・・汗

これを、「ファティック」、英語でphatic というそうだ。

この本に出て参ります。

言葉の力 -   「作家の視点」で国をつくる (中公新書ラクレ)/中央公論新社

ちなみに”phatic communication”には「情報というより、社交的な会話」と訳が出てきました。

しかし、もしかして
そういう思い込みがありすぎるのかもしれません。

体験談があります。
去年の暮れにパーティがありました。
まわりはかなりお年上の男性ばかり~^^;

会話が大変そう~(汗)と、
参加前には何とも落ち着かない気持ちでしたが、
「お話を、興味を持って聞くようにしてみよう」と努めて参加してみたら・・

最後まで、楽しく過ごすことができました!

ファティックが苦手・・・その解決策は「好奇心」。
相手への好奇心興味)を持ち続け人の話を「聞く」


まさに、これこそが「ファティックのヒケツ」なのですね!!!

ちなみに、
国語学者の金田一秀穂先生曰く、
ファティックな会話をしないのは、日本人とミャンマー人くらい、なのだそうです。



森 裕喜子