テレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

すでにご覧になりましたか?

「ザ・ホワイトハウス」

至上最強のスピーチ・プレゼン戦略

日本のテレビでも以前やっていましたが、いまはDVDで全作観られます。
1999年~2006年の間に制作された7シリーズ、154話まである!超大作。

原題は、“The West Wing”
大統領執務室のあるホワイトハウス西棟のことですね。

実際の事件や問題を参考にして作られているらしい。
日々問題に取り組むホワイトハウスのスタッフ達と、大統領の物語です。


ドラマ展開が非常におもしろい上に、緻密な制作力によって、大変に中身が深く、よって、学びが多い!
観る方の視点によってあらゆる学びができると思いますが、
ボイスイメージ的なイメージコンサル観点からすると

・リーダー(大統領)の在り方、スピーチ、説得力
・組織(国家)とそれを主に司る人たちのイメージコンサルティング(声、話し方、内容)の実際
・オフィシャル~根回しまで、あらゆるコミュニケーションの取り方
・様々なプレゼン、アピール、アプローチの現場

などなど。。

もちろん、アメリカ大統領選挙戦や政治の仕組みも詳しく描かれています。



私が一番好きなのは、
やはり、
俳優のマーティン・シーンが演ずるバートレット大統領のスピーチ部分。

さすが俳優だから!なのではありますが、大変にリアルです。そして、ドラマティック。


声の調子、表情、姿勢、目線、手の動き、間の取り方・・・
どのようにして聴衆の共感を得、心を動かし、行動につなげていくか。

熱い信念と思いの上にある確固たる戦略性。
まさに「論理と感性」で国民に訴えるところが、すばらしい。

シリーズ後半になると、
バートレット大統領の次の大統領候補が現れるのですが、
その方はオバマさんをモデルにして描かれているとか。

この方もすばらしいスピーチをしています。



もうひとつ、大変勉強になるのは、
主席報道官の仕事ぶり。
記者会見の際、どのように情報を出して行くか、
記者とのせめぎ合いの様子や言葉選びの妙など、
「伝える」そして「伝わる」に至る戦略戦術が、非常にパワフルです。


この辺りは、
情報をいかに伝えて行くか、の点で、大変参考になります!


クローバー

ふう。
本当に大変に良い作品でしたねえ。

演ずる俳優たちも、誰もがすばらしいので、共感がどどどどっと湧いてしまいました。

私はDVDで、半年くらいの間に、だだだ~~~~っと全部観終わってしまったので、ああ、ちょっと残念。
また続きを観たい。。。。!!



スピーチプレゼンの勉強にもなりますので
まだの方、是非!!
最後のシリーズまでご覧になることをおすすめします!


この3連休にでも、ゆっくりと、どうでしょうか?

ラブラブ!

JUDY