すでにご覧になりましたか?
「ザ・ホワイトハウス」
日本のテレビでも以前やっていましたが、いまはDVDで全作観られます。
1999年~2006年の間に制作された7シリーズ、154話まである!超大作。
原題は、“The West
Wing”
大統領執務室のあるホワイトハウス西棟のことですね。
実際の事件や問題を参考にして作られているらしい。
日々問題に取り組むホワイトハウスのスタッフ達と、大統領の物語です。
ドラマ展開が非常におもしろい上に、緻密な制作力によって、大変に中身が深く、よって、学びが多い!
観る方の視点によってあらゆる学びができると思いますが、
ボイスイメージ的なイメージコンサル観点からすると
・リーダー(大統領)の在り方、スピーチ、説得力
・組織(国家)とそれを主に司る人たちのイメージコンサルティング(声、話し方、内容)の実際
・オフィシャル~根回しまで、あらゆるコミュニケーションの取り方
・様々なプレゼン、アピール、アプローチの現場
などなど。。
もちろん、アメリカ大統領選挙戦や政治の仕組みも詳しく描かれています。
私が一番好きなのは、
やはり、
俳優のマーティン・シーンが演ずるバートレット大統領のスピーチ部分。
さすが俳優だから!なのではありますが、大変にリアルです。そして、ドラマティック。
声の調子、表情、姿勢、目線、手の動き、間の取り方・・・
どのようにして聴衆の共感を得、心を動かし、行動につなげていくか。
熱い信念と思いの上にある確固たる戦略性。
まさに「論理と感性」で国民に訴えるところが、すばらしい。
シリーズ後半になると、
バートレット大統領の次の大統領候補が現れるのですが、
その方はオバマさんをモデルにして描かれているとか。
この方もすばらしいスピーチをしています。
もうひとつ、大変勉強になるのは、
主席報道官の仕事ぶり。
記者会見の際、どのように情報を出して行くか、
記者とのせめぎ合いの様子や言葉選びの妙など、
「伝える」そして「伝わる」に至る戦略戦術が、非常にパワフルです。
この辺りは、
情報をいかに伝えて行くか、の点で、大変参考になります!
ふう。
本当に大変に良い作品でしたねえ。
演ずる俳優たちも、誰もがすばらしいので、共感がどどどどっと湧いてしまいました。
私はDVDで、半年くらいの間に、だだだ~~~~っと全部観終わってしまったので、ああ、ちょっと残念。
また続きを観たい。。。。!!
スピーチプレゼンの勉強にもなりますので
まだの方、是非!!
最後のシリーズまでご覧になることをおすすめします!
この3連休にでも、ゆっくりと、どうでしょうか?
JUDY