イメージの使い分け | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)


本日仕事帰り、車内ニュースで観た映像が、珍しくインパクトあるものだった叫び


そのニュースとは、

「パナソニック、「4K」の有機EL56型テレビを発表(米ラスベガス)」



まずは下記にて映像をご覧ください。

http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=374338306002&scrl=1



何が私の目を引いたか?というと・・・

ニュースに出て来た「商品」ではなく、(・・・すみませんガーン

プレゼンターの「イメージの使い分け」カゼです。


徹底して「プレゼンターのイメージ」
を使い分けようとするところ!


短い映像だが、なんとも資料性も高い。

前半は海外(ラスベガス)でのプレゼンシーン。
全身を包む、鎧のように身体を美しく見せるスーツでプレゼンされる姿が。
パリッパリのグローバル向け、なイメージ。


うって変わって後半は!
国内向けインタビューシーンなのですが、前半とは全く別!??
Vゾーン上部しか写っていませんが
「日本」、つまり、通常のイメージそのまま。


ここまで、使い分けるのか!?

そうです!

なぜならば、聞き手(国)が違う、目的が違うから。


逆に言えば、
視覚的にイメージを変えるだけでも
欲しいインパクトを出すことは、ある程度可能なのです。


ビジネスのゴール達成に向け
トップのイメージ~ブランドイメージ構築を刷新しようとする、ひとつの典型的戦略事例でしょう。
新たなテレビ戦争に参入するというだけあって、気合いが感じられます!!


この戦略が成功したかどうかは、
プレゼンターがうまくプレゼンできたか?では測れません。

聞き手がどう受け取り、反応し、行動を取るか?です。

つまり「市場」のみぞ、知る。。。


クローバー


プレゼンには3大重要要素」があります。

そのひとつが「場作り」

今回の「プレゼンターのイメージ戦略」も、「場作り」のひとつです。


「場作り」とは?

ざっくり言うと
「話の内容や声、話し方」ではなく
「服装、雰囲気、会場、照明・・・等々」つまりは話すときの「環境及び環境を作ること」。


ついつい、プレゼン内容や話し方や声~つまりコンテンツ中心にフォーカスしてしまいがちですが、
これらが全てではないのです!
3つあるうちの1つ、というわけニコニコ



じゃ、残りの1つは?? 

それはまたいずれ。。。




さて今日のニュース。
調度、お客様のトレーニングで「場作り」をやった直後だったので、

おお~~!

大変タイムリーなニュースでした得意げ


この事例にも見られるように、
目的に合わせて
あらゆる角度からプレゼン要素を徹底し、
細部にまでこだわることが、プレゼン成功の肝。


神は、細部に宿る。。。
にひひ


プレゼンがごく一般的になってきた今だからこそ、
とことん準備をしてこそ、聞き手に伝わる!




やることはまだまだ沢山ありますね~。

伝わるプレゼンを目指して、チャレンジし続けましょう。



JUDY