適度な速さとは | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)


YOUTUBEにはいろんな秘蔵映像があり、
何度でも見られるので大変重宝する。

毎度、邪魔だなあと感じるのが、映像前のCM。

だが今回、ちょっと発見をした。



話すときの、いわゆる「適度な速さ」がどのくらいか、ご存知だろうか。


現状「正解」は無いに等しい。
しかし、ひとつ目安となるものがある。

以前(それもかなり昔)NHKが出したと言われている数値だ。


1秒に5~6文字、が適度な速さ

だそうだ。

これ、実際には、相当遅めである。


このとおりに話すのを20分聞いたら、
声質や内容にもよるだろうが、
退屈する人~あるいは眠くなる、が大半だろう。


YOUTUBEを見ようとしたら、このCMが現れた。

まさに「適度な速さ」にひひ 

ちょびっと速めな感じではありますが♩

言葉が消えたり聞き取れないことは、ほぼ起きない。
従って、絶対的にわかりやすい!


http://www.youtube.com/watch?v=z9xyseWjGco



確かに。。。。情報は、聞き取りやすくわかりやすいのです。


このCMに限っては
当然プロが作成している映像なので
商品の購買ターゲットにはかなりアプローチできる雰囲気が作り上げられているようだ。



概して、こうしたプロの手を借りずに、
まずは適度な速さで!と一般の方が表層的にキレイに話しても、聞き手には

「ふ~ん。そうなの。」

で終わる可能性が、非常に高い。



なぜならば、
「適度な速さ」は情報を渡すには適度であっても、
気持ちを伝えるのに適しているとは限らないからである!

いいか悪いか
好きか嫌いか
あなたらしく話せるか話せないか

つまり、
うまく話したとしても
聞き手にずばっと伝わるか伝わらないかは、
実は、別問題なのである。


単に上手く話そうとすると、危険ですヨ爆弾


人の心に伝える、とは、本当に奥が深い。

表層的にテクニックを追ってはいけませんね。
気をつけましょう♩ラブラブ!


JUDY