たまたま、スポーツジムで、フラ(フラダンス)のクラスに参加した。。。。。
出来るのかしら~~~
だって初めてだもん~~~
先生は、「もちろんダイジョブですよっ」
若くて美しい女性の先生である。
長い黒髪を束ねて肩から前に垂らし、
ふわふわしたスカート。
ハワイちっくにゆったり大らかなスマイルである
女の私でも、やっぱりインストラクターはステキなほうが楽しいわよねん
クラスが始まった。
ずっと、ステップを、踏みっぱなし・・・
腕も、むむ、結構難しい・・・
振り付けも覚えねばならないっ!
あああ・・・
鏡をみると、私、ものすご~~~く、マジメな顔して踊ってるわあ! やだあ~
先生は、というと、
ず~~っと、インストラクションを出しながら話し続けて踊っていらっしゃる。
当然笑顔♩表情も踊りも柔らかくて、ステキ♩
鏡越しに他の生徒さんたちをみると、
15名程度いらしただろうか、み~~んなマジメに真剣な顔して踊っている!!!
カチカチな雰囲気!!!
これじゃ、アローハなフラじゃないぞ~~
さらに生徒のみなさまを観察していて・・・発見!
全員に共通しているのは、口を閉じている事だった!!!!
顔の表情が堅くなるのは、
口を閉じているところから始まるのだ!!!!
踊りながら、
突如、
スピーチプレゼンの場での「聞き手」の顔がフラッシュバックしてきた。
ああショック。仕事中じゃないのに。
仕方ない。職業病。
人の話を聞いているとき、
脳みそはフル回転で一生懸命に聞いているとき、
顔の表情は能面みたいになっているものだ。
気がついてます??
多分あなたも、そうなはず。かなりの確立で!!!
聞き手の能面!
これがずらりとならんだ会場というのは、
想像してください、恐るべきものであります。
広~い会場に、
一様に能面をつけた顔がずらりと座り、列をなしている。
話し手は、これに対応しなくてはならないのですから、
それは相当のパワーと覚悟と事前準備が必要なのです。
あああ、こんなことを一瞬にして考えているから
フラはますます疎かに踊れなくなる。
まずはこの瞬間の自分の能面を外すのだ、と自己に命令し、
口を開くのだっ!
と念じた。
こわばる顔で、口だけ開く。
ぱかっ・・・・
金魚か・・・
す、少しは、能面じゃなくなったか。。。。汗。
あ・・・
フラは意外と疲れるダンスである。
明日は筋肉痛かも。。。
能面聞き手にどうやって話し手は対峙するのか?
これは、既に書いてあったかと思いますけれども、また別の機会に。
JUDY