サンデル先生に学ぶ② | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

おはようございます。JUDYです。

サンデル先生の授業にすっかりハマってしまいました。
専用HPがあります。

http://www.justiceharvard.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=9&Itemid=5



これを見ると”What's The Right Thing To Do?”のクラス全12回が全部見られます!
面白い!!!
お正月におすすめ!!

サンデル先生の英語はとてもわかりやすいので
英語の勉強にもなりますね~♪是非原語でどうぞ。(字幕無し)

こんな方々にはぴったりです

☆スピーチ、講演での表現力をあげたい経営者、エグゼクティブ
☆教職、トレーナー、インストラクター、研修講師をしている方
☆英語力をあげたい方



この先生のクラスがなんですごいのか?

その理由がわかりました。
先生がすばらしいのと同じ位、学生達がすばらしいのです。

このクラスは先生の優れた教鞭を見るだけではなく、
すばらしい聴衆=参加者である学生と、
優れた表現者である先生との、コミュニケーションを目撃できる!

クローバー

だいたい、クラスの流れはこんな感じ。
サンデル先生はこんなふうに講義を始めます。

「このクラスは正義について学んでいきます
まずはこんな話から始めよう

君は路面電車の運転をしている
そこで大変なことに直面する
ブレーキが利かないことがわかった
明らかにこのままでは人を轢いてしまう・・・」

まず、
このクラスで学ぶ概要を最初に定義付け、動機付け、
だれでも入りやすいように、物語や具体例を引用した導入をします

そして先生は言います

「このとき、君ならどうする?」
「いいね、勇気ある答えだ。
君、名前は?」
「いまのキャサリーンとちがう意見がある人は? では、君。」

とクラス全体からいろいろな考え方を学生が出すように進める

そして
このように学生から出たいろいろな側面の意見を

学問的に裏付け項目立てし理論立て

さらに深めて行くために 

先人はこういっている
こういう本を読んでみよう
研究を深めよう


次回はさらにこんなことを探求するよ


といってクラスを締める

クラスの中は真剣そのものだけど 笑い~ユーモアがかならず入っていて
リラックスしているけど緊張感があって
とてもいい

こんな意味深い勉強の場があれば、だれだって学びたくなりますね

先生のリードもいいのだが、
学生達も非常によく発言するところがいい


先生が一方的に講義するのではなく
学生に話させる
意見を言わせる


そのファシリテーションがうまい

もちろんただファシリしているだけではなく
そのあと「今日の学び」につなげて、リードして教授するところが鮮やか!

学生として見るだけではなく
先生としてクラスを進行させるリーダーシップも見てほしい!

クローバー

お正月にはNHKで番組があるんですってね!

その前に、ぜひ、原語で、ご自身の目で耳で、HPをご覧になることを
おすすめします!

ナマで体験!に近いほうが学びがありますから。

皆様もぜひ、HPご覧になってみてくださいね。