推しの子 第5話  | 声劇用台本(仮

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声劇用台本(未定)

推しの子 原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ(←すいません、使わせてください!!) 

 

女子部員、声劇用に…推しの子 用意しましたw

 

星野アクア  男

有馬かな   女

星野ルビー  女

斎藤ミヤコ  女

 

MEMちょ        女  

 

推しの子 第5話『恋愛リアリティショー』

 


ルビー:(よく手入れされたツヤツヤの髪…

    あどけなさの抜けない童顔…

    天然おバカっぽいキャラクター)

ルビー:たしかに長年アイドルを追ってきた私の経験上

    ああいう子はこってりしたオタの人気を

    めちゃくちゃ稼ぐ!

アクア:視点も分析もなんか嫌だなぁ…

    人気でそうならいいじゃん

    誘うだけ誘ってみたら?

ルビー:いやまあそうなんだけど…

    ほら 私とロリ先輩はただならぬ因縁があるじゃない?

アクア:…あったか?

ルビー:だってあの人なんか私に対して感じ悪くない!?

アクア:お前が何度も重曹とか言うからじゃねーの?

    とにかく呼び出しておくから 

    話だけでもしてみろよ。

    その上で仲良くできないと思うならなしでいいし…

 

 

ルビー:うん…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かな:フフン 

(ピロン!)

 

 

かな:うへぇ!!

 

 

かな:(何だろ…何だろ…大事な話とか改まって…ええ~?

   もしかしてそういう?困るなぁ…ええ~?)

 

かな:お待た…

 

ルビー:待ってたわ。遅いじゃない!

 

かな:(あ"…!?永遠に待ってろ!!)

 

かな:何で妹もいるのよ?

アクア:話があるのはルビーの方だからな

 

かな:はぁ…気負って損した 

   で…何?私も暇じゃないんだから20秒で済ませて

 

ルビー:態度露骨~!!

 

ルビー:お兄ちゃん!ここでアイドルやらないって

    誘ったら君はアイドル級に可愛いよって

    言うようなものじゃない!?

 

ルビー:すんごく癪(しゃく)なんだけど!

アクア:…何のプライドなんだよ 

    一刻も早く活動を始めたいんだろ?

    意地張ってる場合なのか?

ルビー:…そうだよね。確かにそうだ

 

ルビー:有馬かなさん 私とアイドルやりませんか?

 

かな:あ…アイドル?何よ急に…
ルビー:苺プロでアイドルユニット組む企画が動いてるの…

    そのメンバーを探してて有馬さんフリーって聞いたから…

    まぁ有り体に言うとスカウト…?

かな:…これマジな話?
ルビー:大事でマジな話…

 

かな:ちょっと考える時間頂戴…

  (いや…ナシでしょ!

   アイドル活動を始めたら若手役者枠の仕事を失い

   新陳代謝の激しいアイドル枠の仕事がメインになる 

   アイドル枠で跳ねなかったらどちらの仕事も失う。

   セルフプロデュース上のリスクが大きすぎる 

   ただ…星野ルビー)

 

かな:(何でかは分からないけど…この子からは

   天才アイドルアイを彷彿とさせる何かを感じる 

   アイとは一度仕事をしただけだけど… 

 

   売れるべくして売れた本物だった

   芸能人としての嗅覚がこの子に可能性を感じてる 

   だけど苺プロは大手じゃないし…

   新規プロジェクトで実績もない

   第一私はアイドルで売れるほど可愛くなんて…

   無謀な賭けに乗るほど愚かじゃない…)

 

かな:悪いけど…

アクア:頼む!有馬かな… 

           妹とアイドルやってくれ…

かな:あ…でも私そこまで可愛く…

 

アクア:いや可愛いだろ

 

かな:(*///▽///*)ゞボッ !!

 

アクア:俺も酔狂でアイドルやってくれなんて言わない。

    有馬はそこらのアイドルよりずっと可愛い

    有馬になら大事な妹を預けられると思ってる…

 

かな:えっ?…でも…(*'ω`*)

アクア:頼む アイドルやってくれ…
かな:む…無理!

アクア:頼む……
かな:やらないって!

アクア:有馬のこと信頼して頼んでるんだ…

 

かな:もうっ!

  何度言われても無理なものは無理!

  絶対やらないから!!

 

 

 

 

 

(ぽん!)

かな:・・・・・・・・・・・

 

ミヤコ:プロへようこそ。歓迎します

 

かな:…頭では…ダメってわかってるのに…

    なんで私はいつもこう・・・

ルビー:一緒に頑張ろうね!先輩~ぃ!

 

ミヤコ:まさか本当に引っ張ってくるなんて。どんな手を使ったの

 


アクア:別に ただの人読み、有馬かなは共感力が強くて圧しに弱い。

    性格上泣き落としやゴリ押しが有効かなと思って

    試したら…案の定だっただけ

 


ミヤコ:あんたね…そういうことばかりしてると 

    そのうち酷い目見るわよ。

    夜道には気を付けなさい

 

アクア:(僕は悪いことをしたとは思ってない…

     別に嘘はついてないんだし…)

ルビー:いまも10秒で泣けるの?
かな:バカにしてんの!?

 

かな:まぁ元天才子役っていう今や何の意味もない肩書が

   元天才子役のアイドルに変わっただけ

   どの道、何かしらのカンフル剤は必要だったし…
ルビー:自分を納得させるのに必死だねー

かな:それにあいつと同じ事務所になれば

   一緒に仕事する機会も増える

   何か盗める技術があると思うのよね…

 


ルビー:そうなの?

 

かな:ねぇアクアって次の仕事とか入ってないの?

 

ルビー:…うーん…あるにはあるよ
かな:なんか渋い顔ね… 

 

ルビー:これ…

 

かな:うえっ!! アクアが恋愛~!?

 

 

(中略)

 

 

かな:なるほどね。芸能活動をしてる高校生たちが

   週末いろんなイベントを通じ交流を深め、

   最終的にくっつくとかくっつかないとかそういう番組

   鏑木(かぶらぎ)Pの番組ってだけあってみんな顔はいいわねー

 


ルヒー:あっお兄ちゃん

 

アクア:アクアです。なんかめっちゃ緊張するわ~

    皆よろしくね!

 

かな: いや誰!!(同時に)

ルビー:いや誰!!(同時に)

 

ルビー:お兄ちゃん陰のオーラ発してる闇系じゃない!

かな:キャラ作りすぎ!

ルビー:あーあお兄ちゃんこういうぶりっ子タイプには厳しいからなぁ…この子はないなぁ

 

アクア:MEMちょも可愛いね。めっちゃ照れる…

 

かな:は?死ね(同時に)

ルビー:は?死ね(同時に)

 

かな:何だあいつ…私には可愛いなんて勧誘の時しか言わなかったくせにぃ~!
ルビー:女に囲まれて浮かれてんな…帰ったら説教だわ…(辛辣)

    結局お兄ちゃんもオスなんだね

かな:チョロそうなメス見つけたらすぐこれだよ

 

ミヤコ:2人ともこれメディア用だから落ち着いて

   そうしないと番組が成り立たないでしょ?

   身近な男が女にデレデレしてるところ見ると

   腹立つのは分かるけれどね

   アクアも役者。

   そういう男を演じる気持ちでそこにいるんじゃないかしら?

 


ルビー:演技…

 

かな:分かってるけどこれ最後本当に告白して

   恋人になったりするんですよね?

ミヤコ:そうね。形式だけでもそこの筋は通すことになるでしょうね

かな:告白成功したら…キスとかするんでしょ…

ミヤコ:まぁ定番ね

かな:…こんな番組なんで受けたんだろ…(小声)

 

ミヤコ:あなただって女優を続けるならいずれ

    キスシーンとかも求められる。

    ここを割り切るのも仕事のうち。

    この業界でガチガチの貞操観念持ったままだと…後々辛いわよ

 

かな:…分かってるけどさ

 

 

MEMちょ:ねぇうちの犬~みてみて~?可愛くてぇ見て見てぇ

 

アクア:うんうん、かわいいねぇ(だるぅ~)

 

   (若者特有の共感し合うだけの会話キツぅ…

    なんで俺がこんな…

    とにかくこなすしかない。鏑木(かぶらぎ)Pから

    アイの情報を引き出すため

    それは俺たちの父親を探すヒントになるはず…)

    

アクア:《この番組の流れはこうだ 

    恋愛リアリティショーの歴史も

    20年になりある程度のノウハウが蓄積されている 

    番組としてのエンタメ性を担保しつつ各々の個性に任せた

    リアリティの演出方法

   《アリティショーに台本はない

    だが演出はある。ディレクターの話をアドバイスと取るか

    指示と取るかは人それぞれ…》

 

アクア:(…なるほど これがリアリティショー)

 

ルビー:仮にも私は妹なワケで!

    私が嫌いなタイプと兄が付き合うのは嫌なワケ!

    なのでお兄ちゃんが付き合うべき女性を私が決めます!!

 


アクア:勝手にも程がある

 

ルビー:私の一押しはユキポン!

    たぶんこの子は純粋で良い子だよ!
アクア:‥‥‥‥

 

アクア:お前は見る目がないからしばらく恋愛すんなよ?

ルビー:はぁ~!?

 

 

 

 

 

 

次回:ぴえヨン登場!?

 

ぴえヨン:おまたせ!