役立たずになりたかった | アダルトチルドレン、不安障害の悩みから自由になる心理セラピー

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こんにちは、伊達拓真です。



昨日、自分の退屈さをどうにかしようと、

必死になっていたことに気づいたあと、

なんでかわからないけど、ふと、


役立たずになりたい


って思った。


仕事も、

人間関係も、

ぜーんぶ、

役に立ちたい、必要とされたい


そんな気持ちが、ずっと裏側にあって、


役に立てるなら、必要とされるなら、

それはそれで嬉しかった。


もちろん、嫌なこともあったけど、

それでもやっぱり、必要とされたかった。



一人ぼっちになることが、怖くて、

役に立たたず、邪魔、って言われるのが怖くて、

嫌われて、居場所がなくなるのが怖くて、

張りぼてのウソっぱちの自分が、バレるのが怖くて、

バレないように、僕は有能です、使えるやつです、って、

嘘に嘘を重ねまくった。


本当はやりたくないのに、

本当はできないのに、


「期待外れだった。」
「がっかりした。」
「失望した。」


そんな言葉を言われそうで、

見捨てられるのが、めちゃくちゃ怖くて怖くてたまらなくて、

自分で自分の首を、絞めていた。


そして、

できない自分に怒って、

嘘を重ねる自分に怒って、

本音を伝える勇気がない自分に怒って、

臆病な自分が大っ嫌いだった。


男の癖に、

ビビりで、

くよくよウジウジして、

言いたいことも言い返せなくて、

逃げてばかりいる自分が、

まるで死ぬほど嫌いだった父親そっくりになっていて、

唖然とした。


あんな奴にだけはなりたくない、

ずっとそう思っていたのに、結局そっくりになっている自分がいる。


たくさん心理学のことも勉強した。

たくさんお金も払ってきた。

なのに、変われなかった。

なのに、きれいごとばかりだ。

なのに。

なのに。



あー、また始まる。

自分責めのエンドレス。

そうやって、死ぬまで責めてりゃいいよ。

死ぬまで、自分の首を絞めればいいよ。


もうやめた。

もういやだ。

ぜんぶ、投げ出したい。


だって、俺は。


役立たずでも、愛されたかった。

役立たずでも、お金を貰いたかった。

役立たずでも、居てもいいよって言ってほしかった。

役立たずでも、必要とされたかった、仲間に入れてほしかった。

役立たずでも、認めてほしかった。


本当は、何よりも、

役立たずな自分でもいいって、言ってほしかった。


もう疲れた。

もうイヤなんだ。


だから僕は、

役立たずで、生きていこうと思う。



そう、思ったら、


役立たずって、幸せなことだな、って思った。

やって、役に立たなくてもいいんだもん。

困ってる人が、いないってことだもん。


役立たずって、贅沢。

自分のしたいことだけ、やればいいから。


役立たずでも、仲間に入れてもらえばいい。

役立たずでも、助けてもらえばいい。

役立たずでも、生きてみればいい。


役立たずなまま、好きなことやってみればいい。



今日から僕は、

役立たずなカウンセラー(笑)

そんな素の自分が、

今はたまらなく清々しい。




最近読んだ本の中で、一番心に響いた詩集。





最後までお読みいただき、ありがとうございます(^◇^)